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02月22日-議案上程・説明-01号

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  1. 筑西市議会 2023-02-22
    02月22日-議案上程・説明-01号


    取得元: 筑西市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-30
    令和 5年  3月 定例会(第1回)                  令和5年第1回               筑西市議会定例会会議録 第1号令和5年2月22日(水) 午前10時開会                                            令和5年第1回筑西市議会定例会議事日程 第1号                           令和5年2月22日(水)午前10時開会第1 会期の決定第2 報告第 2号 処分事件報告について   報告第 3号 処分事件報告について   報告第 4号 処分事件報告について                                    (以上3件一括上程)第3 議案第 4号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて   議案第 5号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて   議案第 6号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて                                    (以上3案一括上程)第4 議案第 7号 筑西市建設計画の変更について   議案第 8号 令和4年度筑西市一般会計補正予算(第9号)   議案第 9号 令和4年度筑西市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)   議案第10号 令和4年度筑西市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)   議案第11号 令和4年度筑西市介護保険特別会計補正予算(第4号)   議案第12号 筑西市附属機関に関する条例の一部改正について   議案第13号 筑西市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について   議案第14号 筑西市税条例等の一部改正について   議案第15号 筑西市避難行動支援者名簿情報の提供等に関する条例の一部改正について   議案第16号 筑西市高齢者在宅生活支援事業実施条例の廃止について   議案第17号 筑西市国民健康保険条例の一部改正について   議案第18号 筑西市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一         部改正について   議案第19号 筑西市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について   議案第20号 筑西市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正に         ついて   議案第21号 筑西市立認定こども園条例の一部改正について   議案第22号 筑西市営住宅条例の一部改正について   議案第23号 筑西市立公民館条例の一部改正について   議案第24号 筑西市立体育館条例の一部改正について                                     (以上18案一括上程)第5 議案第25号 令和5年度筑西市一般会計予算   議案第26号 令和5年度筑西市国民健康保険特別会計予算   議案第27号 令和5年度筑西市後期高齢者医療特別会計予算   議案第28号 令和5年度筑西市介護保険特別会計予算   議案第29号 令和5年度筑西市介護サービス事業特別会計予算   議案第30号 令和5年度筑西市病院事業債管理特別会計予算   議案第31号 令和5年度筑西市水道事業会計予算   議案第32号 令和5年度筑西市下水道事業会計予算   議案第33号 令和5年度筑西市農業集落排水事業会計予算                                      (以上9案一括上程)第6 請願第 1号 「最低賃金の大幅引き上げと中小企業支援策の拡充を求める意見書」採択の請願                                 本日の会議に付した案件 日程第1 会期の決定 日程第2 報告第2号ないし報告第4号 日程第3 議案第4号ないし議案第6号 日程第4 議案第7号ないし議案第24号 日程第5 議案第25号ないし議案第33号 日程第6 請願第1号                                 出席議員   1番 鈴木 一樹君     2番 水柿 美幸君     3番 國府田喜久男君   4番 中座 敏和君     5番 石嶋  巌君     6番 小倉ひと美君   7番 三澤 隆一君     8番 藤澤 和成君     9番 保坂 直樹君   10番 田中 隆徳君     11番 稲川 新二君     12番 小島 信一君   13番 大嶋  茂君     14番 津田  修君     15番 増渕 愼治君   16番 真次 洋行君     17番 仁平 正巳君     18番 尾木 恵子君   19番 三浦  譲君     20番 堀江 健一君     21番 秋山 恵一君   22番 榎戸甲子夫君     23番 箱守 茂樹君     24番 赤城 正德君                                 欠席議員   な し                                 説明のため出席した者   市長        須藤  茂君      副市長       菊池 雅裕君   教育長       小室 髙志君      市長公室長     西秋  透君   総務部長      渡辺 貴子君      企画部長      熊坂 仁志君   財務部長      山口 信幸君      市民環境部長    渡邉 千和君   保健福祉部長    平間 雅人君      こども部長     松岡 道法君   経済部長      横田  実君      土木部長      阿部 拓巳君   上下水道部長    鈴木 勝利君      会計管理者     板谷 典子君   教育部長      鈴木 敦史君      秘書課長      新井 隆一君                                 議会事務局職員出席者   事務局長      中島 国人君      書記        里村  孝君   書記        谷島しづ江君                                           〔議長 津田 修君議長席に着く〕 ○議長(津田修君) おはようございます。 これより令和5年第1回筑西市議会定例会を開会いたします。 ただいまの出席議員は24名であります。よって、会議は成立いたしております。 これより本日の会議を開きます。 まず、会議規則第88条の規定により、会議録署名議員に、4番 中座敏和君、18番 尾木恵子君を指名いたします。 次に、報告事項を申し上げます。地方自治法第121条第1項の規定に基づく出席要求による出席者及び事務局職員出席者並びに議長会等の報告については、お手元に配付した文書のとおりであります。次に、視察研修についての報告をお願いいたします。 日本共産党筑西市議団会長 三浦譲君。          〔19番 三浦 譲君登壇〕 ◆19番(三浦譲君) おはようございます。それでは、研修報告を行います。 令和5年2月7日、議長、津田修様。日本共産党筑西市議団会長、三浦譲。 視察・研修報告書。1月26日に視察研修を行いましたので、代表してご報告を申し上げます。 研修場所、出席者、研修目的については、記載のとおりでございます。 次に、研修総括について申し上げます。 座間市は神奈川県のほぼ中央に位置し、人口約13万人の市で、「誰も断らない」「どんな人も見捨てない」生活援護課が全国的に注目され、行政視察も多いそうです。 改正社会福祉法では、生活困窮者の相談が複合化していることから、今までの分野ごとの対応ではなく、分野を超えて包括的で伴走型の支援体制づくりに努める旨を規定しました。座間市の「断らない」「見捨てない」という支援の在り方は、それを具体化したものです。特に生活保護となるケースよりはるかに多い生活保護に至らない部分にセーフティーネットをつくり、その自立や再起を個人責任にせずに支援していることが先進事例となっています。 相談体制は、市役所内のほとんど全ての部署が関わる庁内の連携体制をつくっています。しかし、庁内だけでは国の制度から漏れる場合は支援できないため、市内の資源と呼ぶ各種NPOや業者の協力を得られるよう開拓も行い、市全体として相談解決のネットワークを形成しています。そして、毎月1回関係者の支援調整会議を行い、行政と民間のよりスムーズな連携で支援ができるよう改善を行っているそうです。お金のこと、仕事のこと、住まいのこと、法律のこと、健康のこと、家族のことなど生活の困り事などの複合的な問題を、市の生活援護課が管制塔となって官民による解決するまでの伴走型支援体制となっています。 相談者をたらい回しにすることが一般にはよくありがちですが、それを防ぐために「つなぐ相談シート」を発案し、1人の相談者が複数の部署に関わる必要があることを、職員が気づく能力の向上(身なりや言動の観察力)を兼ねて、連携シートで共有する工夫も行っています。 相談者の立場に立った伴走型の支援体制の具体的な方法を筑西市でも活かす必要があることを強く感じました。 以上、ご報告申し上げます。 ○議長(津田修君) 以上で視察研修報告を終わります。 監査委員から例月出納検査の結果について、報告がありましたので、その写しをお手元に配付いたしております。 本定例会に提出する議案につきましては、既に市長から送付されております。                                                                               筑総務第93号                                     令和5年2月22日筑西市議会議長 津 田   修  様                               筑西市長  須 藤   茂       令和5年第1回筑西市議会定例会提出議案等の送付について 令和5年第1回筑西市議会定例会に、別記議案等を提出するため、別添のとおり送付します。  別 記        市長提出議案等目録(令和5年第1回筑西市議会定例会)              報告第 2号   処分事件報告について(工事請負契約の一部変更について) 報告第 3号   処分事件報告について(和解に関すること及び損害賠償の額を定めることについて) 報告第 4号   処分事件報告について(令和4年度筑西市一般会計補正予算(第8号)) 議案第 4号   人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 議案第 5号   人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 議案第 6号   人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 議案第 7号   筑西市建設計画の変更について 議案第 8号   令和4年度筑西市一般会計補正予算(第9号) 議案第 9号   令和4年度筑西市国民健康保険特別会計補正予算(第4号) 議案第10号   令和4年度筑西市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) 議案第11号   令和4年度筑西市介護保険特別会計補正予算(第4号) 議案第12号   筑西市附属機関に関する条例の一部改正について 議案第13号   筑西市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について 議案第14号   筑西市税条例等の一部改正について 議案第15号   筑西市避難行動支援者名簿情報の提供等に関する条例の一部改正について 議案第16号   筑西市高齢者在宅生活支援事業実施条例の廃止について 議案第17号   筑西市国民健康保険条例の一部改正について 議案第18号   筑西市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条          例の一部改正について 議案第19号   筑西市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正につ          いて 議案第20号   筑西市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改          正について 議案第21号   筑西市立認定こども園条例の一部改正について 議案第22号   筑西市営住宅条例の一部改正について 議案第23号   筑西市立公民館条例の一部改正について 議案第24号   筑西市立体育館条例の一部改正について 議案第25号   令和5年度筑西市一般会計予算 議案第26号   令和5年度筑西市国民健康保険特別会計予算 議案第27号   令和5年度筑西市後期高齢者医療特別会計予算 議案第28号   令和5年度筑西市介護保険特別会計予算 議案第29号   令和5年度筑西市介護サービス事業特別会計予算 議案第30号   令和5年度筑西市病院事業債管理特別会計予算 議案第31号   令和5年度筑西市水道事業会計予算 議案第32号   令和5年度筑西市下水道事業会計予算 議案第33号   令和5年度筑西市農業集落排水事業会計予算 ○議長(津田修君) また、本日の日程は、お手元に配付した日程表のとおりであります。 次に、議会運営委員会委員長議会運営委員会の協議結果についての報告をお願いいたします。 議会運営委員会委員長 赤城正德君。          〔議会運営委員会委員長 赤城正德君登壇〕 ◆議会運営委員会委員長(赤城正德君) 皆さん、おはようございます。議会運営委員会委員長報告議会運営委員会の結果についてご報告いたします。円滑なる議会運営を図るべく、去る2月17日午前10時から当委員会を全員協議会室に招集し、議長出席の下、開催いたしました。慎重に審査した結果、次のとおり決定いたしました。 初めに、会期でございますが、本日2月22日から3月17日までの24日間といたします。 次に、日程について申し上げます。本日2月22日は、開会、議案上程、説明、質疑、採決、請願の委員会付託。27日、28日、3月1日、2日、3日は一般質問。6日は議案質疑、質疑終了後、議案の委員会付託。7日は総務企画委員会。8日は経済土木委員会。9日は福祉文教委員会。10日、14日、15日は予算特別委員会。16日は議会運営委員会。17日は委員長報告、質疑、討論、採決、閉会となります。 なお、2月23日、24日、25日、26日、3月4日、5日、11日、12日、13日、16日は休会となります。 次に、一般質問でございますが、2月27日、28日、3月1日、2日は4人ずつ、3日は2人の質問者を予定して、午前10時から行います。 次に、議案質疑を予定されている議員は、事務局で聞き取りを行いますので、明日2月24日午後3時までに通告願います。 なお、本会議における議案質疑でございますが、申合せにより、常任委員会での審査が可能な議案への質疑は、なるべく控えていただきますようご協力をお願いいたします。 次に、最終日に市長提出議案に対する討論の通告をされる方は、3月16日の正午までに賛成討論、または反対討論をする旨を通告願います。 なお、今定例会も新型コロナウイルス感染症対策として、傍聴は人数制限を設けること、議場の扉を開放すること、議案質疑は1人当たりの持ち時間を30分にすることとなりました。 以上、これら決定事項を遵守され、円滑なる議会運営にご協力をお願いし、委員長報告を終わります。 ○議長(津田修君) これより議事日程に入ります。日程第1 「会期の決定」についてを議題といたします。お諮りいたします。今定例会の会期は、議会運営委員会委員長報告のとおり、本日から3月17日までの24日間といたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(津田修君) ご異議なしと認めます。よって、会期は24日間と決定いたしました。なお、今後の日程については、後刻文書をもって配付いたさせたいと存じます。この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。須藤市長。          〔市長 須藤 茂君登壇〕 ◎市長(須藤茂君) 令和5年第1回筑西市議会定例会の開催に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 初めに、令和4年の人口統計について、ご報告いたします。 我が筑西市の、令和4年1月から12月までの人口社会動態は、転入者数が転出者を289人上回り、転入超過、社会増となったことが確定いたしました。 これは、筑西市誕生以来、初のことであり、多くの皆様に、全国に1,718ある市町村の中から、我が筑西市を選んでいただきましたことは、誠に喜ばしく感じておるところでございます。 一方で、これはまだ、私が市民の皆様と交わした数々のお約束の一つについて、ほんの一歩目が実現したことにすぎません。 市民の皆様からの負託を受け、市政を預かる者として、この実績を冷静に受け止めつつ、慢心することなく、これまでと同様、市民の皆様、議員の皆様のご意見・ご要望にしっかりと耳を傾けながら、明るい未来である「住んで最高!筑西。」の実現に向け、一歩一歩、着実に、歩みを進めてまいる所存であります。 続きまして、今年度の主な事務事業の進捗状況等について、報告を申し上げます。 初めに、新型コロナウイルスワクチン接種事業について申し上げます。 令和5年2月13日現在で、初回及び2回目接種完了者は8万7,669人(85.75%)、3回目接種7万5,017人(73.38%)、4回目接種は5万3,562人(52.39%)、5回目接種は2万9,156人(28.52%)という状況であります。 接種期間は、現在までのところ、令和5年3月31日までとされているものの、現在、国において、4月以降の接種について検討が行われているところであります。仮に、期間延長の決定がなされた場合でも、速やかな接種実施を進められるよう、真壁医師会筑西支部の協力をいただきながら、準備を進めてまいります。 次に、新年度予算案の概要について申し上げます。 まず、令和5年度の予算歳入面につきましては、市税収入が経済の回復基調などにより増収となる見込みであり、令和4年度当初予算と比較して約1億3,000万円の増収を見込んでおります。 同様に、県税の一部が交付される法人事業税交付金地方消費税交付金などについても増額となる見込みであり、一般財源総額は、令和4年度当初予算と比較して約11億2,000万円増の294億6,000万円となっております。 一方、歳出面につきましては、「認定こども園せきじょう整備事業」をはじめ、「明野地区放課後児童クラブ施設整備事業」や「予防医療推進整備支援事業」などの主要事業及び公共施設の老朽化に対応するため、調整・配分を行いました。 また、先ほどご報告いたしましたように、地方への移住機運が高まる中において、さらなる本市への定住・関係人口の増加を促進すべく、シティプロモーション関連事業を集約し、実効性の高い体制を整えてまいります。 以上並びにいたしまして、一般会計の総額は、昨年度比0.3%増の448億円となり、一般会計及び特別会計及び企業会計を含めた総額は、前年度比0.9%増の772億円余となりました。 令和5年度におきましては、社会情勢や市民ニーズの変化に対応した安定的な行政サービスを継続することはもとより、公共施設の在り方など統廃合に向けた検討を進め、引き続き、持続可能な財政運営に向けて取り組んでまいります。 次に、新年度の主な事務事業の概要について、総合計画の施策体系に従い、新規事業を中心に説明いたします。 初めに、「誰もが誇れる元気未来都市づくり」について申し上げます。 まず、「工業の振興」につきましては、若者就労・地元の企業魅力発信事業として、高校生から20歳代までの求職者に地元企業を訪問・見学する機会を設け、具体的な業務内容や職場の雰囲気を実際に体験してもらい、就職活動に役立てるとともに、本市への定住や雇用の促進を図るものであります。 次に、「企業の誘致」につきましては、サテライトオフィス等誘致推進事業として、コロナ禍により働き方が大きく変化する中で、空き店舗等を活用したサテライトオフィスなど、新たな観点からの企業誘致を推進することで、空き店舗等の解消とともに、雇用創出による地域活性化を図るものであります。 次に、「観光の振興」につきましては、花火大会開催事業として、今年度、1万5,000発の豪華大迫力の花火で大変な盛況と好評でありました、「ちくせい花火大会」につきまして、次年度は打ち上げ数を昨年より増やし、さらなる交流人口の拡大や地域活性化を図るものであります。 また、道の駅拡張整備事業として、開業から3年半が経過した道の駅グランテラス筑西につきまして、現在、年間約100万人を超える方々にご利用いただき、本市を代表するにぎわいの場として定着してまいりました。その一方で、年末年始や大型連休には駐車場が不足する問題が生じられていること及び遊具施設充実の要望をあることから、これらを解決するため、本年1月1日付で駐車場の拡張及び遊具施設の拡充を推進する「道の駅拡張整備推進室」を設置したところであり、既存道の駅との一体性を図りつつ整備することで、利用者数の利便性向上と安全性の確保、さらなるにぎわいの創出を図るものであります。 続きまして、「あらゆる世代が快適に暮らせる安心都市づくり」について申し上げます。 まず、「道路網の整備」につきましては、玉戸・一本松線整備事業として、引き続き、地元地域の皆様にご協力をいただきながら、令和5年度は、工事用道路の整備、大谷川の工事用仮橋及び橋梁下部工事を予定するものであります。 次に、「筑西市公共交通の充実」につきましては、公共交通対策事業として、交通不便地域の解消や市民交流の促進、地域の活性化を図るため、「のり愛くん」や路線バス等、公共交通網の推進に努めております。「のり愛くん」につきましては、令和5年度に車両の2台増車及びオペレーターの2名増員を行い、利便性の向上を図るものであります。 次に、「空き家対策の推進」につきましては、空家等流通促進事業として、平成29年度から、空き家を活用したいと望む所有者と利用希望者をつなぐ場として空き家バンクを運営してまいりました。しかしながら、老朽化や破損が進んだ管理不全状態の空き家に関しては、市場において流通が困難な現状に鑑み、解体支援補助金を創設し、所有者による自発的な建物の解体・更地化を促し、管理不全空き家の解消を図るとともに、市場における流通、利活用の促進を図るものであります。次に、「循環型社会の形成」につきましては、省エネ脱炭素推進強化事業として、「ゼロカーボンシティ」宣言に基づき、省エネ脱炭素化を推進していくため、消費電力を抑え、再生可能エネルギーの有効活用に資する家庭用蓄電池導入を促進する自立・分散型エネルギー設備導入補助金や、省エネ家電製品への買換えを促進する省エネ家電製品買換え促進補助金を交付することにより、家庭における再生可能エネルギーの促進活用、二酸化炭素排出量削減を図ってまいります。 続きまして、「郷土愛を育む教育・文化都市づくり」について申し上げます。 まず、「学校教育の充実」につきましては、スクールバス運行事業として、本市では初となるスクールバスによる通学支援を開始し、下館北中学校の下館中学校への統合による生徒たちへの負担軽減を図ってまいります。 また、明野地区義務教育学校整備事業として、いよいよ開校まで1年と迫る明野五葉学園整備工事の工期内完成に万全を期するとともに、施設一体型の義務教育学校にしかできない系統性・連続性の高い教育の効果が十分に発揮されるよう、引き続き、学校関係者、保護者及び地元の皆様とともにしっかりと準備を進めてまいります。 さらに、小中学校熱中症対策整備事業として、各小中学校に1台ずつ製氷機を設置することにより、児童生徒が持参する水筒に氷の補充ができるよう配慮し、夏季における熱中症発症防止対策を図ってまいります。 最後に、今議会への提出議案等について申し上げます。 処分事件報告3件、人事議案3件、市建設計画議案1件、令和4年度補正予算議案4件、条例議案13件、令和5年度予算議案9件でございます。 議案等の内容及び提案理由など詳細につきましては、各担当から説明いたしますので、ご審議の上、賛成賜りますようお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(津田修君) 次に、日程第2 報告第2号「処分事件報告について」から報告第4号「処分事件報告について」まで、以上3件を一括上程いたします。 直ちに説明を求めます。 初めに、報告第2号について、山口財務部長。          〔財務部長 山口信幸君登壇〕 ◎財務部長(山口信幸君) 報告第2号「処分事件報告について」ご説明をいたします。 地方自治法第180条第1項の規定に基づき、議会の議決により指定された下記事件を処分したので、同条第2項の規定により報告するものでございます。 処分事件の案件は、工事請負契約の一部変更についてでございます。処分日は令和5年2月1日でございます。 裏面を御覧いただきたいと存じます。専決処分書の写しを添付してございます。一部変更の契約の名称及び議決年月日は、筑西市下館庁舎解体工事でありまして、令和4年6月17日に議決をいただいたものでございます。 変更の内容は、契約金額でございます。変更前4億8,290万円を変更後4億8,581万5,000円に変更するものでございます。増加額は291万5,000円でございます。 この件は、今月7日の議会全員協議会において関係資料を添えて説明させていただいたものでございまして、解体工事につきましては、昨年6月の工事着工以来、安全に、そして地域住民のトラブルもなく、おおむね順調に進んでおりまして、間もなく完了となる見込みでございます。 この解体工事の中で、新たに昭和48年建設時の設計図書に記載がなく、平成18年のアスベスト調査でも確認されていない、さらに今回の解体設計書にも記載のないアスベスト、レベル1の飛散性アスベストです。こちらが発見されたことによりまして、廃棄物処理法における特別管理産業廃棄物、廃石綿といたしまして、適正に処理する必要があることから、国土交通省のガイドライン及びこれに基づき、令和4年3月に策定された筑西市工事請負契約における設計変更ガイドライン及び契約書第18条、条件変更等の規定により、設計管理者、受注者、そして発注者であります市の協議によりまして、変更することを相互に確認し、地方自治法第180条に基づき、議会の議決により指定された専決処分事項として変更契約を締結したものでございます。 説明は以上でございます。よろしくご理解を賜りたいと存じます。 ○議長(津田修君) 次に、報告第3号について、渡邉市民環境部長。          〔市民環境部長 渡邉千和君登壇〕 ◎市民環境部長(渡邉千和君) 報告第3号「処分事件報告について」ご説明いたします。 和解に関すること及び損害賠償の額を定めることについて、処分日は令和5年2月2日でございます。 次のページをお開き願います。専決処分の内容でございます。相手方は、筑西市在住個人でございます。和解の方法、本市は前項の相手方と示談し、次項の損害賠償金を支払うことをもって和解するものとする。損害賠償の額は24万493円でございます。 次のページを御覧ください。別記でございます。事故の種類は、車両接触事故でございます。事故の相手は、筑西市在住個人でございます。事故の概要は、令和4年11月24日午前8時50分頃、本市職員の運転する公用車が丙地内の下館駅前駐車場内において、方向転換するため後進した際、後方に停車していた相手方車両と接触し、相手方車両左前部側面を破損させたものでございます。なお、当該事故の過失割合は、当市10割でございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(津田修君) 次に、報告第4号について、横田経済部長。          〔経済部長 横田 実君登壇〕 ◎経済部長(横田実君) 報告第4号「処分事件報告について」ご説明申し上げます。 令和4年度筑西市一般会計補正予算(第8号)、処分日は令和5年2月14日でございます。 予算書1ページをお開き願います。(歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ88万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ499億3,834万2,000円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。(繰越明許費の補正) 第2条 繰越明許費の追加は、「第2表 繰越明許費補正」による。 今回の補正につきましては、事業者から市に提訴されておりました損害賠償請求訴訟の第1審の判決が令和4年12月23日に下され、原告の請求を棄却するというものでございました。この結果を不服とする原告側の控訴を受けまして、その対応を速やかに行うため、第1審に引き続き本市顧問弁護士に委任する必要な経費を追加させていただくものでございます。 次に、6ページをお開き願います。第2表、繰越明許費補正、1、追加でございます。款7項1商工費、事業名、商工一般事務経費55万円につきましては、控訴審の年度内終結が見込めないことから、着手金33万円を除いた成功報酬を翌年度に繰り越しするものでございます。 次に、12ページ、13ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書、2、歳入でございます。款19繰越金、項2目1節1基金繰入金、説明欄1、財政調整基金繰入金につきましては、補正予算の出資調整のため、88万円の増額をお願いするものでございます。 次に、14ページ、15ページをお開き願います。3、歳出でございます。款7項1商工費、目1商工総務費、節12委託料、説明欄、商工一般事務経費88万円の増額をお願いするものでございます。これは先ほどご説明申し上げました、第1審判決の結果を不服とする原告側の控訴を受け、その対応を顧問弁護士に委任するものでございます。 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(津田修君) 以上で説明を終わります。 質疑を願います。 16番 真次洋行君。          〔16番 真次洋行君登壇〕 ◆16番(真次洋行君) 報告事項の2号について、この工事請負契約、下館庁舎の解体、これについてちょっと疑問に思ったので、聞かせてもらいます。 我々、全員協議会を2月7日に行いました。そのときにこの議案が専決処分されたということは一切報告ありませんでした。なぜあれだけ2月7日にいろいろな意見が出たと思います。私も言いました。このアスベストの問題については、旧下館庁舎においても解体費として3,000万円近く追加で出ました。そのことを踏まえて、今後はないようにというような話をしたと思います。それから数年たって今日、金額的には約二百九十何万円ですけれども、300万円近いですけれども、追加はないと、こういうことでしたのですけれども、なぜ出てきたのか先ほど説明はありましたけれども、分かりました。しかし、このことについて全員協議会であれだけ皆さんに集まって時間を費やしてやったのに、何でそのときに専決処分しましたと、こういう報告がなかったのかどうか、その理由についてお聞きしたいと思います。 ○議長(津田修君) 真次洋行君の質疑に答弁を願います。 山口財務部長。 ◎財務部長(山口信幸君) 真次議員のご質疑に答弁をさせていただきます。 まず、全員協議会でございますが、2月7日に開催しております。そのときの説明の中で、この案件につきましては専決事項になりますので、次期議会に提案させていただきますということを申し上げて説明に入ったというふうに認識しております。 今回の変更につきましては、下館庁舎につきましては平成18年にアスベスト調査を行っていたわけでございますけれども、そのときは建設当時の設計書、それから使用している材料、それから目視、そういったものと、またサンプル調査によってアスベスト調査をやっております。そのときには、今回発見されたアスベストについては確認されていなかったということになります。そのアスベスト調査を基に、今回の解体設計につきましては設計をしておりますので、当然といってはなんですけれども、この解体設計にもこのアスベストについては記載がないものということで、新たに見つかったアスベストということで、国の基準に基づきまして適正に処理をさせていただいた、そういうものでございます。 以上でございます。 ○議長(津田修君) 16番 真次洋行君。
    ◆16番(真次洋行君) 私がこの2月7日の全員協議会のときに聞き逃したのかもしれませんけれども、専決処分したということは明確に言ったのですね。それだけ確認させてください。 ○議長(津田修君) 山口財務部長。 ◎財務部長(山口信幸君) 答弁いたします。 専決処分でさせていただくということで申し上げたというふうに存じ上げています。 ○議長(津田修君) 16番 真次洋行君。 ◆16番(真次洋行君) これからそういういろいろなの出てきますから、解体工事まだいろいろあると思うのです、これから。今言ったように、このアスベストが使われていた工事というのは結構あると思うので、今後出てくる可能性はあります。そういう意味では、きちっとやっぱり追加になると、こういう専決処分する前であれば、こういうことあるのだということを説明してほしいと思いますので、それだけ要望しておきます。 以上です。 ○議長(津田修君) 次に、6番 小倉ひと美君。          〔6番 小倉ひと美君登壇〕 ◆6番(小倉ひと美君) 私も同じく報告第2号について、質疑をさせていただきます。 こちらアスベストが出てきたということで、工事費が増額になったというご報告ですが、このアスベストが発見されたとき、業者から連絡が入ったかと思いますが、そのときに現場に職員さんが現地調査に行ったのか、その辺の発見された当時の状況、経緯を詳しくご説明をお願いいたします。 ○議長(津田修君) 小倉ひと美君の質疑に答弁を願います。 山口財務部長。 ◎財務部長(山口信幸君) 小倉議員のご質疑に答弁をいたします。 まず、このアスベストの発見がされたのは、解体工事が始まりまして8月の下旬というようなことで記憶しております。この段階において担当職員がまず行って確認をしております。その後私も確認をさせていただいております。その辺につきましては、当然1者だけのものではないですので、設計監理者、そして事業の実施者、受注者、そして発注者である市が3者で確認をしたものでございます。 以上でございます。 ○議長(津田修君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) では、発見されたときで追加の工事費が決まったのかと思いますが、その時点で工事をストップさせ、議会への速やかな報告、また工事費の増額に関する議会への報告などを行わず、なぜ専決処分ということになったのか、その辺の経緯をお願いいたします。 ○議長(津田修君) 山口財務部長。 ◎財務部長(山口信幸君) 答弁いたします。 今回の工事につきましては、工期も長くございます。解体工事とか地下の掘削につきましては、解体とともに様々な予期せぬことが出てくるということがございます。今回その件につきましては、6月に開催した総務企画常任委員会のときにも私のほうで説明をさせていただいた、若干ご理解いただけなかった部分もあったかなと思いますけれども、今回はその中でも小規模の変更ということになりますので、これは議会で認められている専決処分の範囲ということでございますので、工事をストップさせることなく進めることによって、全体の工事を工期内に終わらすということにまず専念する必要があるというふうに感じたところでございます。 変更契約につきましては、当然その段階でやるときもありますが、こういう軽微なものにつきましては、最終段階においていろいろな変更が確定した段階で一般的に行われるということになります。議会の議決案件になった場合には、その段階で工事をストップさせて、議会にかけて議決をいただいて承認する。ただ、その場合になりますと、当然工期変更なども出てきますので、余計に経費がかかってしまう場合もありますので、そういうことを総合的に判断しながら、私どもとしては工事をやらせていただいております。 以上でございます。 ○議長(津田修君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) そうしますと、今回の契約の変更に関しては、議会の議決案件ではないこと、また工事を納期内に終わらすことが優先され、議決案件でもないことから、そのまま進め、専決処分をしたという理解でよろしいでしょうか。 ○議長(津田修君) 山口財務部長。 ◎財務部長(山口信幸君) 答弁いたします。 そのような形でご理解いただきたいと思います。工事を安全に工事の期間内に終了させるということが私どもの役割というふうに判断しております。 以上です。 ○議長(津田修君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) では、先ほどのご説明のときにもありましたが、この請負契約をした時点で万が一こういったアスベストなどが出てきた場合、工事費の増額になる可能性があるというのは、契約上そのような内容があったのか伺いたいと思います。 ○議長(津田修君) 山口財務部長。 ◎財務部長(山口信幸君) 答弁いたします。 条項といたしましては、これは筑西市において筑西市工事請負契約における設計変更のガイドラインをつくっております。その中でアスベストにつきましては、変更の対象とさせていただいているところでございます。また、契約書の18条でございますけれども、そこに条件変更という規定があります。そういったものに従いまして、設計書と条件が変わっておりますので、変更の対象になるということでございます。 ○議長(津田修君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) では、この工事費の増額分、約300万円弱ですが、この金額の妥当性というのは、どういった根拠があってこの金額になったのか、お願いいたします。 ○議長(津田修君) 山口財務部長。 ◎財務部長(山口信幸君) 答弁いたします。 これは実際にかかった実費ということで請求があったものでございますが、これにつきましては設計監理業者の確認の下、事業者、設計管理者、そして私ども市が確認して、この金額を確定したものということでございます。 以上でございます。 ○議長(津田修君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) では、この300万円というのは、発見されたアスベストの処分料と考えてよろしいのでしょうか。 ○議長(津田修君) 山口財務部長。 ◎財務部長(山口信幸君) 答弁いたします。 発見されてアスベストかどうかを調査します調査費用、それから処理をします処理費用、それから最終的に処分場へ持っていって処理します処分費、この全てでございます。 ○議長(津田修君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) そうしますと、この金額、設計監理業者などの立会いの下、この金額になったということですが、一般的にこの金額というのは、実際の調査、また処分費用妥当というのは、どういった判断から適正だったと判断すればよろしいのでしょうか。 ○議長(津田修君) 山口財務部長。 ◎財務部長(山口信幸君) 答弁いたします。 適正性につきましては、これまでの解体の実績とか、そういったものがありますので、また設計事業者がそれなりの解体工事も経験しておりますので、そこで出された金額として妥当というふうに判断されたというふうに考えております。 以上です。 ○議長(津田修君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) 質問は以上です。ありがとうございました。 ○議長(津田修君) 次に、12番 小島信一君。          〔12番 小島信一君登壇〕 ◆12番(小島信一君) ただいまの専決処分についてなのですが、私も同じ報告第2号です。1つだけお伺いします。 この処分は、地方自治法の第180条第1項の規定で行われていますよね。ですから、第180条第1項であれば、これは報告だけで済むということですが、確かに私も調べてみましたら、工事請負契約の既に承認された契約の中で、300万円以下であれば専決でいいということになっています。それはそれでいいでしょう。今回も今の質問で答弁聞きました。それなりの必要性があって二百九十何万円の増額を認めたのだと思うのですが、私もちょっとその後の話が分からなくて、お金が余計に出るわけなので、補正予算がどうしても必要なのではないかと思うのです。今回も出ていますが、88万円の金額でも補正予算として出るのです。契約の変更、300万円以下の変更は、地方自治法に従って認めたとしても、お金が出る以上は補正予算をちゃんと組んで、そこで議場で議会が審査するという手続を踏むべきではないかと思うのですが、これについて1件だけお伺いします。 ○議長(津田修君) 小島信一君の質疑に答弁を願います。 山口財務部長。 ◎財務部長(山口信幸君) 小島議員のご質疑に答弁をいたします。 補正予算の必要性につきましては、予算につきましては当初予算の中で予算化されております。これにつきましては、5億円を超える予算化をされております。その中での変更ということになりますので、補正予算としての計上をしておりません。あくまでも予算額は上限額を決めて、その後執行します。当然その予算の範囲内で執行しますので差額が出ます。その中での今回は変更させていただいたということでございます。 以上でございます。 ○議長(津田修君) 12番 小島信一君。 ◆12番(小島信一君) 先ほどの小倉議員の中にもありましたけれども、300万円が妥当かどうかという話、やっぱりそれだけ取り上げて本当は審議する時間があってもよいのではないのかなというのが今回の私の質問です。それも含めて、大枠の中でそれも認めてあったのだという解釈であれば、それはそれでいいとは思うのですが、あまりこれが多用されると、いろいろな工事請負の中で300万円以下の追加が出るのではないかという、そういうおそれも、可能性もあったので、ここはしっかりと執行部のほうがきちっと対応してほしいと思います。これ答弁結構です。 以上です。 ○議長(津田修君) 17番 仁平正巳君。          〔17番 仁平正巳君登壇〕 ◆17番(仁平正巳君) 17番、仁平でございます。報告第2号工事の追加について質疑をさせていただきます。 市民感情的な質問から入っていきますけれども、先ほど山口財務部長は291万5,000円の金額を軽微な金額と答弁されておりましたが、市民感情からいいますと、291万5,000円は全然軽微ではないと思うのですが、まずその点をお伺いしますとともに、通常大きい建物、小さい建物は別として、専門家が見積り計算をして、今空き家が増えている市内の状況の中で、例えば1軒の家が300万円で解体するという専門家の見積りでその家主が契約をした場合、壊してしまってから、あそこに変なものがあったので、あと30万円くださいと、こういうことを認めていたら大変なことになると思うのです。私、この大洋さんというのはこういうこと得意なのです。いろいろ調べてみますと、終わってしまってから追加でよこせと。では何のために専門の設計士を頼んで、設計図書を見てプロポーザルでやったのか、まずその点について質疑をいたします。 ○議長(津田修君) 仁平正巳君の質疑に答弁を願います。 山口財務部長。 ◎財務部長(山口信幸君) 仁平議員のご質疑に答弁いたします。 ただいま私が申しました、軽微な変更という言葉につきましては訂正をさせていただきます。これにつきましては、金額の少ない変更というようなことでございます。 それから、壊してから認めるということではなくて、これは8月にある程度もうアスベストが出ていると分かった段階で、私どもとしても協議をしまして、指示書というような形で、もうこれは処分してください、工事を進めてくださいというふうにお願いしております。ですから、後からということではなくて、処理をすることを前提に進めました。その金額が最終的に出てくるのは、それを処分し終わってからになります。ですので、12月頃になります。それを金額的に換算して、それが正しいということで、妥当だろうということで、設計監理者の意見も聞いて、その額で確定をしたというところでございます。終わってからということではございません。 ○議長(津田修君) 17番 仁平正巳君。 ◆17番(仁平正巳君) 確かに総額5億円近い金額の中で290万円は軽微な金額かもしれません。しかし、そういう発言は慎んでいただきたいと思います。 それから、8月の下旬に発見されたと言われましたけれども、それからずっと今まで、前回の全員協議会2月7日までこの件は一切発表されなく、2月1日に専決処分をするのに何で1月30日の臨時会には発表しなかったのか、その点についてお伺いします。 ○議長(津田修君) 山口財務部長。 ◎財務部長(山口信幸君) 答弁をさせていただきます。 今回の工事につきましては、工期も長く、そして解体工事、それから地下の掘削もありますので、当然先ほども申したように予期せぬことも出てくるということもあります。今回の変更は、当然専決処分の範囲内ということで、工期内に納めることがまず必要ということの判断がありました。それから、掘削する段階でほかの変更も当然あり得るということも想定しておりましたので、そういった変更が全て見えた段階で最終的な変更をさせていただいたということでございます。今回アスベストだけの話をさせていただいていますが、実際の工事の中ではこれ以外の変更も生じております。それにつきましては、解体事業者の大洋様のご理解をいただいて、全体事業費の中で納めていただいています。そういう調整が主に2か月ほどかかったということもあります。できるだけ市としては、市の負担を少なくするために事業者との交渉を繰り返してできるだけ抑えている、今回はいろいろな変更も確かにありますが、その中でアスベストだけ、これは国の基準に基づいて適正に処理しなければならないので、変更を認めたということでございます。 以上でございます。 ○議長(津田修君) 17番 仁平正巳君。 ◆17番(仁平正巳君) 2月7日に私ども議員は、写真を添付した書類しか見せられておりません。それで、アスベストが新たに発見されたという時点で、ではどなたが確認しに行ったのか、市役所のどなたですか。通常契約主の市長は見るわけですよね。どこの家でも家主がそういうときがあった場合には、解体しているときには、ここにこういうものがありますので、追加になりますよということを言ってくるわけで、どなたが行ったのですか。 ○議長(津田修君) 山口財務部長。 ◎財務部長(山口信幸君) 答弁いたします。 まずは、担当課、管財課の職員が行っております。          (「どなたですか」と呼ぶ者あり) ◎財務部長(山口信幸君) (続)坂谷課長でございます。それと担当の職員でございます。それと、その後私も確認をさせていただいております。その内容をもって市長に報告をさせていただいておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(津田修君) 17番 仁平正巳君。 ◆17番(仁平正巳君) その確認に行った職員、個別名はいずれにしても、それだけの説明されても理解できる能力というものは持ち合わせていますか。 ○議長(津田修君) 山口財務部長。 ◎財務部長(山口信幸君) 答弁いたします。 その担当職員は、これまでも解体に携わった職員ですので、それなりのノウハウは持っている職員というふうに認識しております。また、1人で行っている、そのときではなくて、当然それは設計監理者も同席もいただいて確認をしておりますので、私ども職員だけが確認したということではなくて、設計監理者もちゃんと立ち会って確認をしているというところでございます。 ○議長(津田修君) 17番 仁平正巳君。 ◆17番(仁平正巳君) 私は、そういう場合には今後、やはり今の時代ですから、資材の高騰あるいは人件費の高騰等々、追加で金額が後から出てくるということが横行してしまうと、これはまずいことですので、やはり市の担当者以外にも、議会には3つの常任委員会があって、担当の委員長なり副委員長なりを招聘して立ち会わせるのが筋だと思います。それは、すなわち市長がいつも言われるとおり、1人では何もできない、議会と執行部と相談してやるということの基本だと思うのです。やってしまって半年もしてから専決処分しましたよでは、我々議会人としては到底ああそうですかというわけにはいかないのです。ですから言っているのですが、今後こういうことは非常に難しい問題、あるいは神経質な問題になりますので、今後気をつけていただきたいと思います。 それを申し添えて質問を終わります。 ○議長(津田修君) 次に、22番 榎戸甲子夫君。          〔22番 榎戸甲子夫君登壇〕 ◆22番(榎戸甲子夫君) では、専決処分について、引き続き山口財務部長にお尋ねをいたします。 この市庁舎解体工事の業者大洋さんは、プロポーザルで決定したわけですね。では、設計業者はどこの業者がやりましたでしょうか。まず、それをお聞きしてから質問に入ります。 ○議長(津田修君) 榎戸甲子夫君の質疑に答弁を願います。 山口財務部長。 ◎財務部長(山口信幸君) 榎戸議員のご質疑に答弁いたします。 まず、設計業者でございますが、市内の金田設計事務所でございます。 以上でございます。 ○議長(津田修君) 22番 榎戸甲子夫君。 ◆22番(榎戸甲子夫君) では、請負金額4億8,290万円、この中で当初の設計屋さんが見たアスベストの処分費はお幾らでしたか。 ○議長(津田修君) 山口財務部長。 ◎財務部長(山口信幸君) 大変申し訳ないのですけれども、当初に入っていた金額については何百万円、何千万円だっけ、その辺の数字は今ちょっと持ち合わせていないのですけれども、当時のこのもともとの設計には、飛散性のあるアスベスト以外、その飛散性のあるアスベストは平成18年に解体して取り除いていますので、ボードとかいろいろなものに入っている飛散性でないアスベスト、それの処理についての費用は入っていたというふうに思っていますが、今回の飛散性のあるものについては入っていなかったということです。 ○議長(津田修君) 22番 榎戸甲子夫君。 ◆22番(榎戸甲子夫君) 山口財務部長、アスベストに対して大変詳しいです。設計屋さんの代弁できるだけのアスベストの飛散とか固定しているアスベストに非常に専門性の高い知識を持っていらっしゃいますね。感心しました。 それで、数千万円か数百万円のアスベストの見積りがあったということを認識しているならば、この291万5,000円の根拠となるべく、そういうのも我々に提示してしかるべきではないですか。私が思うに、あれだけの解体ですから、アスベスト処分は数千万円に及ぶと思っています、勘として。その数千万円のアスベストをきちんと金田設計が見積りに出しておいて、何月か、写真をちょっと拝見しましたが、あんな小部屋、あれくらいのものを設計図書になかったからといって、それをよく小まめに解体業者も検索をして、その分だけの写真を撮っておいて、それで後からお出しになりましたね、追加として。こういう業者なのですか。4億8,000万円もの工事の中の数千万円もアスベスト処分費がウエートを占めているのに、その中での軽微という数字を使ったように300万円以下の処分費です。本来これが業者が行政に対する一つのノウハウみたいになってしまっている。民間では到底あり得ない。4億円、5億円の仕事のうちの290万円ぐらいの同じ性格の処分費ですよ。全く別物の工事が発生したとか、処分するものが出たというなら別です。アスベスト数千万円の中のたった290万円ですよ。普通では考えられません。私がここで危惧しているのは、市長、今後同時期に建てた公民館、筑西市内で3つの公民館が解体入るのです。同じことの繰り返ししませんか。これが例となっては、ほかの業者にしても設計屋さんにしても、設計屋さんも甘過ぎる、そうでしょう。あれだけの大きな庁舎を、この291万5,000円のアスベスト処分費、何平米でしたか。 ○議長(津田修君) 山口財務部長。 ◎財務部長(山口信幸君) 答弁いたします。 平米数は14.8平米だったと思っています。 ○議長(津田修君) 22番 榎戸甲子夫君。 ◆22番(榎戸甲子夫君) 全体からくる14平米、15平米、よくそこにまとめて、あの重機で壊していくのに、ハンマーで潰すような工事ならいざ知らず、重機で解体でしょう。たった15平米ぐらいのところにここにアスベストがあるのだという発見を何で設計屋さんが設計の段階で見抜けなかったのですか。よくその小さい部屋を大型バックホーで解体しながら、ここにあるぞと、解体するの待てと、ここ写真撮っておけと、これを証拠にするのだと、そういう仕事をやったのではないの。考えられない。60平米、80平米ぐらいの部屋であるならば、そこに勘というか、嗅覚が働いて、ここには設計図書にはないけれども、あるいは設計漏れしているかもしれないけれども、そういうことなら分かる。ちょっと腑に落ちない。ちょっとその辺の説明して、設計屋さんに代わって。 ○議長(津田修君) 山口財務部長。 ◎財務部長(山口信幸君) 答弁いたします。 今回解体した部分については、当然内装の部分については、部分部分に手作業で重機を簡単に使いますが、もろもろに外していくという作業がまず全体にあります。それから重機で壊していきます。そのボードを外した段階で初めて見つかったものということでございます。今回アスベスト工事ということで、今回増額になりますけれども、そのほかについても株式会社大洋さんの工事の中でできる変更は全部やっていただいているのですけれども、今回飛散性のレベル1のアスベストにつきましては、株式会社大洋が直接工事をできるものではなくて、別の事業者に発注しなければならない事業というふうになります。ですので、その部分は国のほうのガイドラインにおいても、設計の変更の対象というふうに位置づけられておりますので、そのような対応をさせていただきました。 以上でございます。 ○議長(津田修君) 22番 榎戸甲子夫君。 ◆22番(榎戸甲子夫君) 山口財務部長、詳しいですね。本来は今私に細々説明して述べてくれましたが、それくらい細かい解体に精通している山口財務部長が選んだ設計事務所が何でそれが見抜けないの、14.5平米ぐらいの面積の中に。これは設計ミスではないの、設計屋さんの。もし設計屋さんのミスがあれば、普通明快であれば、これはそちらに損害賠償として大洋さんは金田設計に請求するのではないの。何で我々に持ってくるの。設計料、幾らそこに払ったの、金田設計に払った設計料。 ○議長(津田修君) 山口財務部長。 ◎財務部長(山口信幸君) 答弁いたします。 当該箇所につきましては、建設当時の設計図書の吹けつけアスベストに記載が当然なかったものということでございまして、一般的にはアスベストの吹きつける箇所と想定されていなかったということで、多分平成18年度のアスベスト調査のときには対象から外れていた、また4階の議会の出窓全てではなくて、北側だけにアスベストが入っていたような形になりますので、サンプリング調査でも出てこなかったということなります。今回の設計は、その平成18年に行った調査に基づいて設計書を組んでいますので、今回発見されたアスベストはないものとして設計は組まれています。ですから、飛散性アスベストの処理は、今回の設計に含まれていないということになっています。 以上です。 ○議長(津田修君) 22番 榎戸甲子夫君。 ◆22番(榎戸甲子夫君) 工事はつくり上げていくものですから、地盤とか、あるいは不規則の天候不順とか、今までいろいろ経過がありました。しかし、解体の場合は壊すのです。形あるものを壊していく。そのために専門家のそれを見定めできる設計屋さんという方が基礎から壁から建物から屋根からいろいろな面で経験を酷使して、ですから金田設計にしても大洋さんにしても、今回の建物が初めてではない、どちらの業者も熟練したメーカーです。それがたった14.5平米ぐらいの小さな部屋で何で追加なんか出してくるのだというのは、これは仁平議員も言ったように市民感情も損なわれます。そうでしょう。民間ではあり得ない。だから、我々の税金を使って290万円ぐらいのお金を致し方ないって出す前に、私がしてほしかったのは、努力をしてほしかったのは、290万円ぐらいの値引きぐらいはあなた方がすべきなのです。これが我々は市民の代弁者です。市民感情ですよ、これは。それをあれやこれや、あれやこれや専門的なことを言っても、頭で分かっても感情で理解できないのが人間なのです。私は、いまだにほかの議員もそうだと思いますよ、そういうやり方では。何で設計屋さんが入るのだと、設計屋さんなんか要らないよ。まして、図面があったところに、解体ですから、図面の平面図、側面図で中までいろいろ矩計とか断面図とかありますが、解体となったら分からないわけです。解体していってコンクリートの年数が違うから、思ったより量が出ましたので、これは追加でというようなことだってあり得るでしょう。ですから、設計屋さんに私言ってほしいのは、建てた当時の設計があるわけですから、鉄筋の量とか太さとか、当時使っていたコンクリートのあれがあるでしょう、強度が。そういうこともこれからは、恐らく業者はこういうことが通るのでしたら、どんどんどんどん知恵がついてきて、相手が行政なら追加というのが整理整頓された理屈があれば後出しでも、写真でもつけておけば解体してしまって無になっていても通るのだという例をあなたつくっているのですよ、我々の税金を使って。たった290万円ではないよ。何でそういうことをあなた、部長として気がつかないの。私はそれが言いたいのだよ。簡単に業者の言いなりになって、4億8,000万円のうちの290万円だから軽いから、これは専決ですと、そういうふうな言い方しか私は感じていないのだよ。 答弁結構、以上です。 ○議長(津田修君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) 今、るる議員のほうからいろいろご質問等を受けました。次回は、例えば今言いましたように公民館等々、あるいは今度市民病院の件もございますし、解体は大体公共施設老朽化が大変しておりますので、今後解体等もたくさんあると思います。手法につきましては、専決処分の手法につきましても、よく検討いたしまして、皆さんのご意見も重々分かりましたので、しっかりと疑念を持たないようにやっていきたいと思っておるところでございます。 職員に関しましては、ご意見はよく分かりました。しかしながら、一生懸命やっていることでございまして、その点だけご理解いただきたいと思います。このアスベストのほかに細かいことは、部長のほうもこれは安くしろ、これは駄目だといろいろ努力はしているのも事実でございますので、その1点だけだとちょっとあれですので、努力していることもご理解願いたいと思います。 総合的には、議員の皆様の意見をもって、平成17年に合併したときに契約金額の5%は報告だけでいいというようなことを議会の皆様が決めた前提がありまして、それでやったわけではありません。やはり今後は、そういう範囲内であってもしっかりと説明を皆様にして、そしてご理解いただいた上でしたいと思いますので、本当に今のご意見等をありがたく承っていきたいと思います。ありがとうございました。 ◆22番(榎戸甲子夫君) 以上です。 ○議長(津田修君) ここで休憩といたします。                                休  憩 午前11時14分                                                                              再  開 午前11時25分 ○議長(津田修君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 19番 三浦譲君。          〔19番 三浦 譲君登壇〕 ◆19番(三浦譲君) それでは、このアスベスト問題について伺います。 今回のアスベストがなぜ問題になっているのかというと、まず建設当時の設計書、そしてその後工事をした建築業者、あるいは管理責任者からの記録がないということ、そしてその後今回の解体の前にアスベストの調査を行いましたが、その調査者からも今回の部分についての見落としがあったということ、それから設計者においてもその部分には触れなかったということ、そして解体業者になって初めて発見されたという経過があります。そこでお伺いしたいのは、まず古い話は別として、アスベストの調査を行った段階で見落とした場合、一体誰の責任になるのか、今回は全て市の責任ということになっております。その辺から伺っていきたいと思います。 ○議長(津田修君) 三浦譲君の質疑に答弁を願います。 山口財務部長。 ◎財務部長(山口信幸君) 三浦議員のご質疑に答弁をさせていただきます。 調査を行ったのは平成18年ということでございます。その当時調査をしたということで、もともとの建設したときの設計書がベースになりますので、その設計書に記載がないものということになりますと、あとは目視や一部サンプル調査などを行いますが、そのサンプル調査にも入っていないということですので、この段階でどこに可否があったかというのは判断できるものではないというふうに判断しております。 以上です。 ○議長(津田修君) 19番 三浦譲君。 ◆19番(三浦譲君) 結局アスベスト問題というのは、最初にあるのが分かっているのは問題ではなくて、後で予想外のところで、想定外のところで発見されるから問題になるわけです。であれば、これは公共工事に限らず民間でも、インターネットを見ると、後で分かって賠償問題になってくるということがいっぱいあるようです。そこで、国のほうでも指針を決めたと、その中でちゃんと調査をしなさいよという部分があるのです。これが本当にちゃんとやっていれば、もしかしたら発見できたかもしれないし、ちゃんとやっていたのかどうかさえも我々には、どこを調べましたかと一々点検箇所を聞かなければ分からない。サンプル調査、こういうことが事細かに行われていたのかどうかということさえ分かりません。ですから、その辺が本当に発見できなかったのかできたのかということに我々の疑問があるわけです。 今後、様々な公共施設の解体が行われるとは思いますけれども、そのたびにこういうことでは困るということで、さっき榎戸議員の質問に市長もこれからしっかりやるということを市長の立場からも言ったということで、これは本当にそうしなければならないのだけれども、具体的にはどうするかというところなのです。しっかりしたサンプル調査、こういうことをやるのかやったのかというところから質問したいと思います。 ○議長(津田修君) 山口財務部長。 ◎財務部長(山口信幸君) 答弁いたします。 サンプル調査につきましては平成18年に行われておりますので、私も詳細については存じ上げていない部分ありますが、その調査の結果などを見ていきますと適正に行われておりまして、サンプル調査についても設計書においてこことここは出そうだというところについてはサンプル調査を行っている、たしか16検体ぐらいでやったのかなというふうに思います。ちょっとその辺のところは定かではありませんが、適正にその調査時点では行われたものというふうに考えているところでございます。物を壊して行っていくのでしたらば、その壊した段階で分かりますが、全てのものを壊して調査するといっているやり方ではないので、そこで職員が仕事をしながら調査をしてやっていきますので、物を全部壊して壁を剥がして、そういった形で調査できれば100%なのでしょうけれども、それは現実的にできませんので、サンプリング調査になっているということですので、そのときの調査自体は正しかったのではないかというふうに考えております。 ○議長(津田修君) 19番 三浦譲君。 ◆19番(三浦譲君) 我々には正しかったかどうか、どこを調べたかということは分かりません。サンプル調査も16か所ということでは、それでいいのかなという疑問を逆に持ってしまいます。ですから、このサンプル調査が、今回は専決処分で我々に議決権がありませんから、賛成も反対も言えません。それは仕方がないことですけれども、今後のことを考えれば、たとえ仕事をしていてもサンプル調査というのは綿密にやってくださいという発注の仕方、これをやらなければ、また同じことが出てくるということなのです。どういうところからアスベストが想定外に発見されるのかという事例はいっぱい出ています。吹きつけて外から見えるところはすぐ分かる。ところが、ボードの裏側、そのまたボードの裏側も別のカバーをして見えなくしているということも多々あるという事例が出ています。ですから、ちょっと調べた、剥がしたぐらいでは分からないということを既に想定しておかなければならないと、調査の上で。ここのところまでやった上で、しかも箇所数を増やして、こういうところはアスベストを使わないだろうと思うけれども、調べるということまでやらないと、後で、今回は290万円ですけれども、これが何千万円ということになってくるわけですから、そこのところが非常に大事だなというふうに思うわけです。 先ほど流れを言いましたけれども、結局調査がしっかり行われていなければ、設計者はその調査を基にして設計をするわけですから、アスベストあります、ここの部分はありませんという設計になるわけです。ちょっとそれもおかしいなと思うのですが、そういう建前になると。ですから、責任の部分という重さの部分で言えば、設計者のほうはちょっと軽いのかなという素人考えですが、そう思ってしまいます。あと、解体業者も、これは国の新しい指針で調査をしなければならないことになっています。どの程度調査をするのか、これも大ざっぱだったら見落としがあるということになりますけれども、この辺今回解体業者の調査、そして県への報告というのはどうだったでしょう。 ○議長(津田修君) 山口財務部長。 ◎財務部長(山口信幸君) 答弁いたします。 今回の受注者であります株式会社大洋さんの調査でございますけれども、これにつきましては解体とともに発見をした段階で調査に入っています。その出てきたものは、設計管理者、そして株式会社大洋さん、そして市が確認して、やはりこれはそうだろうということで、それをサンプリングで調査に出しています。それで初めてレベル1のアスベストがあるということが発見されたということでございます。 ○議長(津田修君) 19番 三浦譲君。 ◆19番(三浦譲君) 解体業者も設計に基づいて工事をやるわけですから、今言ったような流れになって、結局想定外の部分は後から発見されましたと、だから工事費も上乗せですということになるわけです。一番の今後の問題、調査の部分、これをできるだけ綿密にということ、ただこれもどこをどういうふうにやるかという技術的な問題がありますから、我々には分からないのです。ただ、こういうふうに調べましたというのは、今回も含めて我々議員にも、現段階では納得いきませんので、そういう資料、どういうところを調べたのかというのを文書で出してもらいたいというふうに思います。そして、今後も同じように、それをやってみんなで確認した上で解体工事に入っていくという流れのほうが、私は石橋をたたいて渡る、アスベストの橋ということで必要だというふうに思いますが、いかがでしょうか。
    ○議長(津田修君) 山口財務部長。 ◎財務部長(山口信幸君) 答弁いたします。 今回の平成18年度の調査につきましては、16の検体で、16か所ではないのですが、16個の場所で検体を幾つか取っているということですので、検体数はもっと多くなっています。それを適正に行った結果です。その当時は、先ほども申しましたように、市役所には職員がおりまして、当然一般の市民も使っておりますので、解体を伴う調査ではなかったということです。ですので、100%に近いものを見いだすことができなかったということだと思います。今後解体するものについては、職員とか人が入っている建物ではなくて、当然そういった段階で調査をかけると思いますので、もう少し精度は上がるというふうに思いますので、その段階になってどういうものが出たかについての報告につきましては、その時点において適宜報告をさせていただくことが必要かなというふうに考えております。 以上です。 ○議長(津田修君) 19番 三浦譲君。 ◆19番(三浦譲君) 我々の勉強のためにも、今回の16サンプルについて文書で示していただきたいというふうに思います。議長のほうからもどうぞよろしくお願いいたします。 以上で終わります。 ○議長(津田修君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決したいと存じますが、これにご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(津田修君) ご異議なしと認め、採決いたします。 報告第4号について、報告のとおり承認することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(津田修君) 起立全員。 よって、本案は報告のとおり承認されました。 次に、日程第3 議案第4号「人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて」から議案第6号「人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて」まで、以上3案を一括上程いたします。 直ちに説明を求めます。 須藤市長。          〔市長 須藤 茂君登壇〕 ◎市長(須藤茂君) 議案第4号から第6号までの「人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて」、ご説明をいたします。 初めに、議案第4号でございます。本市の区域の人権擁護委員が任期満了となるため、下記の者を推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。 記といたしまして、住所、筑西市藤ケ谷1348番地4、氏名、中野治郎氏、昭和26年6月4日生まれでございます。中野氏には、再任をお願いするものでございます。 続きまして、議案第5号も同じく人権擁護委員の推薦につき議会の意見を求めるものでございます。 記といたしまして、住所、筑西市子思儀555番地、氏名、杉山昭子氏、昭和34年1月28日生まれでございます。杉山氏につきましても、再任をお願いするものでございます。 続きまして、議案第6号も同じく人権擁護委員の推薦につき議会の意見を求めるものでございます。 記といたしまして、住所、筑西市海老江581番地、氏名、鈴木克典氏、昭和32年8月31日生まれでございます。鈴木氏につきましては、令和5年6月30日をもって任期満了となります日向猛委員の後任として推薦するものでございます。任期につきましては、令和5年7月1日から令和8年6月30日までの3年間でございます。 いずれの議案につきましても、参考といたしまして、裏面に経歴等を記載しておりますので、ご参照をお願い申し上げます。 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(津田修君) 説明を終わります。 質疑を願います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(津田修君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(津田修君) ご異議なしと認め、採決いたします。 まず、議案第4号「人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて」、原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(津田修君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。 次に、議案第5号「人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて」、原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(津田修君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。 次に、議案第6号「人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて」、原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(津田修君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。次に、日程第4 議案第7号「筑西市建設計画の変更について」から議案第24号「筑西市立体育館条例の一部改正について」まで、以上18案を一括上程いたします。 直ちに説明を求めます。 初めに、議案第7号について、熊坂企画部長。          〔企画部長 熊坂仁志君登壇〕 ◎企画部長(熊坂仁志君) 議案第7号「筑西市建設計画の変更について」ご説明いたします。 筑西市建設計画の一部を別紙のとおり市町村の合併の特例に関する法律第5条第7項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 令和5年2月22日提出でございます。 この筑西市建設計画の変更は、東日本大震災等に伴う合併市町村に係る地方債の特例に関する法律が一部改正されたことに伴い、計画期間の延長が可能となったことから、本計画の計画期間の再延長を行おうとするものでございます。 具体的に申し上げますと、平成30年4月25日に東日本大震災等に伴う合併市町村に関する地方債の特例に関する法律の一部改正が公布、施行され、市町村の合併の特例に関する法律、いわゆる合併特例法のことですが、同法に規定されるいわゆる合併特例債、これを発行できる時期についての特例が5年間さらに延長できるということになりました。 これを受けまして、本市といたしましても、今後とも合併特例債を有効に活用して各種事業を展開し、合併後のまちづくりにおいて、さらなる市の一体性の確保や均衡ある発展を図っていく必要があることから、合併特例債発行の裏づけとなる筑西市建設計画について計画期間をさらに5年延長し、合計25か年度に、すなわち令和11年度までを計画期間とする変更を行うものでございます。 別紙といたしまして、筑西市建設計画変更案の新旧対照表を添付してございます。こちらの1ページを御覧ください。ページの中ほどの4、計画期間を御覧ください。2行目の後半から左側の現行欄を見ていただきますと、合併期日の属する年度及びそれに続く20か年度となっておりますが、右側の変更案の欄を見ていただきますと、合併期日の属する年度及びそれに続く25か年度となっております。このように5年間の計画期間の延長を行うものでございます。 2ページをお開きください。その他の計画変更の内容といたしましては、御覧いただきますと分かると思いますが、計画期間の延長に対応して計画書に記載されている文言等の時点修正等を行っております。これらが37ページまで続いているというところでございます。 37ページをお開きください。ページの一番下の財政計画でございます。筑西市建設計画に含まれているこの財政計画でございますが、これにつきましても計画期間の延長に伴いまして見直しを行い、38ページ以降に記載しているところでございます。なお、筑西市建設計画の変更に当たりましては、庁内関係各課と調整するとともに、合併特例法第5条第8項に規定する県担当課との協議も行ったところでございます。 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(津田修君) 次に、議案第8号について、まず山口財務部長。          〔財務部長 山口信幸君登壇〕 ◎財務部長(山口信幸君) 議案第8号「令和4年度筑西市一般会計補正予算(第9号)」についてご説明をいたします。 本日、報告第4号として、令和4年度筑西市一般会計補正予算(第8号)の追加処分事件報告をさせていただいておりますので、2月10日に配付の議案書、事前配付資料の筑西市一般会計補正予算(第8号)について変更が生じております。改めて、2月17日付で変更後の議案書、筑西市一般会計補正予算(第9号)を送付させていただいております。号数が8号から9号に変わっておりますので、ご確認をいただきたいと思います。 それでは、予算書の1ページを御覧いただきたいと存じます。(歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,247万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ500億81万6,000円とする。2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。(継続費の補正) 第2条 継続費の変更は、「第2表 継続費補正」による。(繰越明許費の補正)第3条 繰越明許費の追加は、「第3表 繰越明許費補正」による。(債務負担行為の補正)第4条 債務負担行為の変更は、「第4表 債務負担行為補正」による。(地方債の補正)第5条 地方債の変更は、「第5表 地方債補正」による。 令和5年2月22日提出でございます。 続きまして、財務部所管の補正予算についてご説明をいたします。10ページ、11ページをお開き願います。第5表、地方債補正の1、変更でございます。表の一番下の行、臨時財政対策債について限度額を変更をお願いするものでございます。これは発行可能額の確定に伴いまして1億7,210万円を減額し、5億2,790万円とするものでございます。 続きまして、16、17ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書の2、歳入でございます。款10地方特例交付金、項1目1節1、説明欄1、地方特例交付金は、今年度の交付額の確定により4,352万3,000円の増額をお願いするものでございます。 次に、款11項1目1節1地方交付税、説明欄1、普通交付税は、同じく今年度の交付額の確定により、2億4,304万6,000円の増額をお願いするものでございます。 続きまして、18ページ、19ページをお開き願います。款18項1寄附金、目12節1、説明欄1、企業版ふるさと納税寄附金に1,010万円を増額をお願いするものでございます。これは本市の地方創生の取組に対し、市外に本社を置く企業15社から寄附をいただいたものでございます。 次に、款19繰入金、項2目1節1基金繰入金、説明欄1、財政調整基金繰入金5億6,398万4,000円の減額は、今回の補正予算に伴う収支調整のために減額をお願いするものでございます。令和5年度の当初予算編成を見据えて、財政調整基金に組み戻しするものでございます。 次に、款20項1目1節1繰越金、説明欄1、前年度繰越金に7億8,291万5,000円の増額をお願いするものでございます。令和3年度の決算により生じました繰越金のうち、予算未計上分を増額、予算計上するものでございます。 次に、款22項1市債、20ページ、21ページをお開き願います。目13節1、説明欄1、臨時財政対策債に1億7,210万円の減額をお願いするものでございます。これは地方債の補正で説明したとおり、今年度の発行可能額の確定によるものでございます。 続きまして、22ページ、23ページをお開き願います。3の歳出でございます。款2総務費、項1総務管理費、目5財産管理費、説明欄、基金管理費に4億318万1,000円の増額をお願いするものでございます。これは4つの基金の積立金を増額するものでございます。1つ目の福祉事業基金積立金98万9,000円の増額は、個人及び団体から指定寄附金を積み立てるものでございます。2つ目の地域医療推進事業基金積立金1億円の増額は、株式会社廣澤精機製作所様から茨城県西部医療機構による健診センター整備事業への指定寄附金を工事が進みますまでの間、一時この基金に積み立て、管理するものでございます。3つ目の森林環境基金積立金219万2,000円の増額は、森林環境譲与税の増額及び森林環境譲与税充当事業の事業費確定による剰余金を積み立てるものでございます。 最後に、庁舎建設事業基金積立金3億円の増額は、昨年度に引き続き、将来必要となる庁舎建設等目的とした基金への積立てを行うものでございます。令和4年度も現時点では、黒字決算が見込まれることから、昨年同額を積立てするものでございます。 次に、企業版ふるさと納税により財源構成となる事業を申し上げます。目6企画総務費、説明欄、ふるさと納税推進事業、次の目7地方創生費、説明欄、定住促進住宅取得支援事業と地域創生学生交流事業、1つ飛ばしまして、目16電算費、説明欄、地域情報化推進事業、次に款3民生費、項1社会福祉費、24ページ、25ページをお開きいただきまして、目5高齢者福祉費、説明欄、高齢者クラブ活動等社会活動促進事業、項2児童福祉費、目1児童福祉総務費、説明欄、誕生祝い金事業、その下の目2児童措置費、説明欄、保育士確保促進事業、次に款4衛生費、項1保健衛生費、目5地域医療対策費、説明欄、西部医療機構運営支援事業、26ページ、27ページをお開きいただきまして、項2清掃費、目2ごみ・し尿処理費、説明欄、高齢者等ごみ出し支援事業、次に28ページ、29ページをお開きいただきまして、款7項1商工費、目2商工振興費、説明欄、商業活性化補助事業、目4観光事業費、説明欄、道の駅グランテラス筑西維持推進事業、次に30ページ、31ページをお開きいただきまして、款9項1消防費、目2非常備消防費、説明欄、消防団活動費、次に款10教育費、項1教育総務費、目2事務局費、説明欄、小中一貫教育推進事業、項2小学校費、目2小学校教育振興費、説明欄、小学校入学祝品支給事業及び項3中学校費、目2中学校教育振興費、説明欄、中学校入学祝品支給事業でございます。いずれも歳入で説明をいたしました、市外に本社を置く企業15社からご寄附をいただいた企業版ふるさと納税寄附金を充当して一般財源を減額する財源更正でございます。 財務部所管の説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(津田修君) ここで休憩といたします。                                休  憩 午前11時57分                                                                              再  開 午後 1時 ○議長(津田修君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次に、熊坂企画部長。          〔企画部長 熊坂仁志君登壇〕 ◎企画部長(熊坂仁志君) 議案第8号のうち、企画部所管の補正予算についてご説明申し上げます。 8ページをお開き願います。第3表、繰越明許費補正、1、追加でございます。款2総務費、項1総務管理費、事業名、つくば明野北部工業団地地区専用水道施設整備事業792万円の繰越明許をお願いするものでございます。これは専用水道施設整備に係る事業用地の取得について、土地の登記手続が令和5年5月頃に完了する見込みであり、用地費及び補償費の支出が登記手続完了後となるため、その費用について令和5年度に繰り越すものでございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(津田修君) 次に、渡邉市民環境部長。          〔市民環境部長 渡邉千和君登壇〕 ◎市民環境部長(渡邉千和君) 議案第8号のうち、市民環境部所管の補正予算についてご説明いたします。 18、19ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書、2、歳入でございます。款21諸収入、項6目6雑入、節6雑入(衛生)、説明欄45、資源物売却収入1,122万4,000円の増額補正をお願いするものでございます。これは市がリサイクルステーションに排出された資源物を収集運搬し、指定する業者に売却した金額でございます。資源物の売却金額が物価高騰の影響で上昇したことにより、収入金額が増加したため、増額をお願いするものでございます。詳細につきましては、歳出でご説明いたします。 次に、22、23ページをお開き願います。3、歳出でございます。款2総務費、項1総務管理費、目13交通安全対策費、説明欄、交通安全対策推進事業について、145万4,000円の増額補正をお願いするものでございます。これは下館駅南及び下館駅北自転車等駐車場の指定管理業務において、新年度からの利用料金無料化に伴いまして、定期利用の事前申込みがなくなったことによる収入減及び新型コロナウイルス感染症の影響により利用者が減少したことにより、当初の収支計画に対して利用料金収入が大幅に減少していること、また電気料の高騰に伴い支出が増加していることから、指定管理委託料を増額し、指定管理者の事業運営を支援するものでございます。 次に、26、27ページをお開き願います。款4衛生費、項2清掃費、目2ごみ・し尿処理費、節18負担金補助及び交付金、説明欄、ごみ減量リサイクル推進事業についてでございます。こちらは1,122万4,000円の増額補正をお願いするものでございます。この事業は、リサイクルステーションに排出された資源物を売却した収入を財源として、自治会等で構成される団体に交付金を交付するものでございます。資源物の売却金額が上昇したことにより、収入金額が当初見込みより増加することから、支出する交付金も増加するため、歳入と同額の増額補正をお願いするものでございます。 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(津田修君) 次に、平間保健福祉部長。          〔保健福祉部長 平間雅人君登壇〕 ◎保健福祉部長(平間雅人君) 議案第8号のうち、保健福祉部所管の補正予算についてご説明申し上げます。 初めに、6、7ページをお開き願います。第2表、継続費補正、1、変更でございます。款4衛生費、項1保健衛生費、事業名、旧筑西市民病院解体事業につきましては、これまで令和3年度から令和5年度までを見込んでおりましたが、補正後のとおり、令和6年度まで延長し、併せて年割額の変更をお願いするものでございます。これは病院解体のための前段として実施しました、筑西診療所へのインフラ切り廻し工事及びレントゲン等の機器移設工事におきまして、半導体や電気機器の供給不足から、工事に使用する機器及び部材等の納期が遅れたことにより、当該工事の工期を約3か月延長したことなどに伴いまして、解体工事の全体スケジュールを見直し、余裕を持った工事期間を確保するためでございます。 続きまして、10、11ページをお開き願います。第5表、地方債補正、1、変更でございます。表の一番上、起債の目的、旧筑西市民病院解体事業、補正前の限度額1億5,670万円を補正後の限度額2,420万円の変更をお願いするものでございます。これは先ほど継続費の変更でご説明しましたとおり、解体事業に係る継続費の延長及び年割額の変更に伴い、令和4年度の起債対象事業費が減額することによるものでございます。 続きまして、16、17ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書の2、歳入でございます。款15国庫支出金、項1国庫負担金、目3民生費国庫負担金、節1社会福祉費負担金、説明欄1、国民健康保険事業費負担金(保険基盤安定)397万4,000円の増額をお願いするものでございます。これは、未就学児における国民健康保険税均等割額の軽減相当分について国からの負担金でございます。 次に、その下、項2国庫補助金、目3民生費国庫補助金、節1社会福祉費補助金、説明欄9、地域生活支援事業費等補助金1,931万7,000円の減額と、同じく説明欄53、障害者総合支援事業費補助金16万5,000円の減額をお願いするものでございます。これらは、国庫補助金内示額の減額に伴うものでございます。 次に、款16県支出金、項1県負担金、目3民生費県負担金、節1社会福祉費負担金、説明欄1、国民健康保険事業費負担金(保険基盤安定)198万7,000円の増額をお願いするものでございます。これは、未就学児における国民健康保険税均等割額の経年相当分について、県からの負担金でございます。 次に、その下、項2県補助金、目3民生費県補助金、節1社会福祉費補助金、説明欄9、地域生活支援事業費等補助金965万8,000円の減額をお願いするものでございます。これは、国庫補助金でもご説明いたしました国庫補助金内示額の減額に伴いまして、県補助金も減額されたものでございます。 次に、その下、目4衛生費県補助金、節1保健衛生費補助金、説明欄43、地域医療提供体制再構築支援事業費(解体費等分)補助金1億1,608万1,000円の減額をお願いするものでございます。この補助金は、旧筑西市民病院解体のための県補助金であり、解体事業スケジュールの見直しによりまして、令和4年度を減額して令和5年度及び令和6年度での補助申請を見込むためでございます。 続きまして、18、19ページをお開き願います。款18項1寄附金、目3節1、説明欄1、民生費寄附金98万9,000円の増額をお願いするものでございます。これは、令和4年度中に社会福祉関連事業に対する指定寄附として6件の寄附があったものでございます。 次に、その下、目4節1、説明欄1、衛生費寄附金1億円の増額をお願いするものでございます。この寄附は、株式会社廣澤精機製作所様から地方独立行政法人茨城県西部医療機構による健診センター整備のために寄附をいただいたものでございます。地域医療推進事業基金に積立てをいたしまして、市から法人への補助金として支出する予定でございます。 次に、款19繰入金、項1目1節1特別会計繰入金、説明欄3、介護保険特別会計繰入金557万円の増額をお願いするものでございます。これは、高齢者等買物支援事業の財源に保険者機能強化推進交付金を充てるため、介護保険特別会計から繰り入れるものでございます。 次に、款21諸収入、項6目6雑入、節6雑入(衛生)、説明欄23、夜間休日一次救急診療所医療収入2,635万3,000円の減額をお願いするものでございます。これは新型コロナウイルス感染症が終息せず、真壁医師会、地域外来検査センターを開設していることで、夜間休日一次救急診療所での診療が5月の連休、お盆の一部の期間及び年末年始に限定されたことによりまして、予算積算時の医療収入が見込めないことによる減額でございます。 同じくその下、説明欄38、県西総合病院組合医療収入14万4,000円の増額をお願いするものでございます。これは、県西総合病院の未収分の診療報酬のうち、令和4年度分として収入によるものでございます。 続きまして、款22項1市債、目4衛生費、節1保健衛生債、説明欄7、旧筑西市民病院解体事業債1億3,250万円の減額をお願いするものでございます。これは旧筑西市民病院解体のための借入れであり、解体事業のスケジュールの見直しによりまして、令和5年度及び令和6年度での借入れを見込むためでございます。 続きまして、22、23ページをお開き願います。3、歳出でございます。款3民生費、項1社会福祉費、目2身体障害者知的障害者福祉費、説明欄、地域生活支援事業でございます。補正後の財源内訳の欄、国及び県の地域生活支援事業費等補助金合わせまして、2,897万5,000円を一般財源に振り替えるものでございます。 続きまして、24、25ページをお開き願います。説明欄一番上、住民情報システム(障害者総合支援)改修事業でございます。同じく補正後の財源内訳の欄、国の地域生活支援事業費等補助金16万5,000円を一般財源に振り替えるものでございます。これらは国、県の交付金等の減額によるものでございます。 次に、目4国民健康保険事業費、節27繰出金、説明欄、国民健康保険特別会計繰出金794万8,000円の増額をお願いするものでございます。これは国、県から交付されます未就学児における国民健康保険税均等割額の軽減相当分に市の負担分4分の1の金額を加えて、国民健康保険特別会計に法定分として繰り出すものでございます。詳細につきましては、議案第9号、国民健康保険特別会計補正予算でご説明いたします。 次に、目5高齢者福祉費、説明欄、高齢者クラブ活動等社会活動促進事業でございます。財源内訳の一般財源100万円を企業版ふるさと納税寄附金に振り替えるものでございます。 また、その下、説明欄、高齢者等買い物支援事業でございます。同じく財源内訳の一般財源557万円を歳入でご説明いたしました介護保険特別会計繰入金に振り替えるものでございます。 次に、款4衛生費、項1保健衛生費、目5地域医療対策費、説明欄、夜間休日一次救急診療所運営費1,683万8,000円の減額をお願いするものでございます。これは歳入でご説明しましたとおり、新型コロナウイルス感染症の影響による診療日数の縮小に伴い、診療所運営経費を減額するものでございます。あわせて、診療所医療収入の減額に伴い、運営経費の一部951万5,000円につきまして、一般財源からの支出をお願いするものでございます。 次に、説明欄、旧筑西市民病院解体事業2億5,552万1,000円の減額をお願いするものでございます。これは歳入でご説明しましたとおり、解体事業スケジュールの見直しにより、当初見込んでおりました委託料及び工事請負費の支出を令和5年度以降と見込むためでございます。 続きまして、26、27ページをお開き願います。説明欄一番上、県西総合病院組合清算事業25万2,000円の増額をお願いするものでございます。これは令和4年2月から令和5年1月までに県西総合病院の未収分の診療報酬17万220円の歳入があったことにより、筑西市19.36%、桜川市80.64%の割合に応じて桜川市へ支出するものでございます。また、桜川市が実施しました県西総合病院の解体事業に伴う低濃度PCB処分費用の筑西市分負担金を桜川市へ支出するものでございます。 保健福祉部所管の説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(津田修君) 次に、松岡こども部長。          〔こども部長 松岡道法君登壇〕 ◎こども部長(松岡道法君) 議案第8号のうち、こども部所管の補正予算についてご説明いたします。 24、25ページをお開き願います。款3民生費、項2児童福祉費、目2児童措置費、説明欄、多子世帯保育料軽減事業に550万6,000円の増額をお願いするものでございます。お子様が2人以上いらっしゃいます世帯の3歳未満児の利用負担の軽減を図るため、該当する保護者に補助金を交付するものでございます。ゼロ、1、2歳児の保育需要が増加傾向にあり、対象者の増加が見込まれ、予算に不足が生じる見込みとなったものでございます。増加が見込まれる階層は、筑西市が独自に給付の対象としております階層でありますことから、一般財源での対応となるものでございます。 こども部の説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(津田修君) 次に、横田経済部長。          〔経済部長 横田 実君登壇〕 ◎経済部長(横田実君) 議案第8号のうち、経済部所管の補正予算についてご説明申し上げます。 初めに、10ページ、11ページをお開き願います。第5表、地方債補正、1、変更でございます。表の2行目、県営かんがい排水事業の限度額を30万円減額し、210万円に、その下、県営圃場整備事業の限度額を2,660万円減額し、2,400万円にそれぞれ借入れ限度額の変更をお願いするものでございます。これはいずれも令和4年度の事業費確定によるものでございます。 次に、16ページ、17ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書、2、歳入でございます。款2地方譲与税、項5目1節1森林環境譲与税42万6,000円の増額をお願いするものでございます。これは令和4年度の譲与税交付額確定によるものでございます。 次に、款16県支出金、項2県補助金、目6農林水産業費県補助金、節1農業費補助金1,246万円の減額をお願いするものでございます。内訳でございますが、説明欄61、基幹水利施設維持管理事業費補助金312万9,000円の増額、ページをおめくりいただきまして、18、19ページ、説明欄65、中心経営体農地集積促進事業費補助金1,990万5,000円の減額、その下、81水利施設管理強化事業費補助金431万6,000円の増額は、いずれも令和4年度の事業費確定によるものでございます。 次に、款21諸収入、項6目6雑入、節8雑入(農林)、説明欄31、いばらきの産地パワーアップ支援事業費補助金返還金88万5,000円の増額をお願いするものでございます。内容につきましては、歳出にてご説明申し上げます。 次に、20ページ、21ページをお開き願います。款22項1市債、目6農林水産業債、節1農業債2,690万円の減額をお願いするものでございます。内訳でございますが、説明欄3、県営かんがい排水事業債30万円の減額、その下、6、県営圃場整備事業債2,660万円の減額は、いずれも令和4年度の事業費確定によるものでございます。 次に、22、23ページをお開き願います。3、歳出でございます。款2総務費、項1総務管理費、目17諸費、説明欄、償還金88万5,000円の増額をお願いするものでございます。これは、平成30年度にいばらきの産地パワーアップ支援事業を活用し、農業機械導入の補助金交付を受けた取組主体におきまして、当初計画に変更が生じたため、既に交付を受けた補助金の一部を国に返還するものでございます。 次に、26、27ページをお開き願います。款6農林水産業費、項1農業費、目6農地費4,601万2,000円の減額をお願いするものでございます。内訳でございますが、節12委託料312万9,000円の増額は、説明欄、土地改良国営施設管理事業の基幹水利施設維持管理委託料でございます。 節18負担金補助及び交付金4,914万1,000円の減額は、説明欄、土地改良国営施設管理事業431万6,000円の増額、その下、圃場整備事業(経営体・大宝沼地区)4万円の増額、その下、圃場整備事業(経営体・西田地区)2,389万7,000円の減額、その下、圃場整備事業(経営体・蓮沼地区)2,960万円の減額は、いずれも令和4年度の事業費確定に伴い、負担金を変更するものでございます。 次に、28、29ページをお開き願います。目7霞ヶ浦農業用水推進事業費、説明欄、霞ヶ浦用水建設推進費45万4,000円の減額をお願いするものでございます。これは、令和4年度の事業費確定に伴い、負担金を変更するものでございます。 次に、項2林業費、目1林業振興費、説明欄、森林経営管理事業176万6,000円の減額をお願いするものでございます。これは令和4年度の事業費確定によるものでございまして、補助金は先ほど財務部長から説明がありましたとおり、森林環境基金に積み立てられるものでございます。 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(津田修君) 次に、阿部土木部長。          〔土木部長 阿部拓巳君登壇〕 ◎土木部長(阿部拓巳君) 議案第8号のうち、土木部所管の補正予算についてご説明申し上げます。 8ページを御覧願います。第3表、繰越明許費補正、1、追加でございます。款8土木費、項2道路橋梁費、事業名、道路新設改良事業1,600万円の繰越明許費補正をお願いするものでございます。理由といたしましては、伊讃美地内の道路改良舗装工事箇所に埋設されたNTT光ケーブルの移設に約3か月の日数を要し、工事着手が遅れたことにより工事請負費を繰り越すものでございます。 次に、その下、事業名、玉戸・一本松線整備事業3億3,255万4,000円の繰越明許費補正をお願いするものでございます。理由といたしましては、用地買収において関係者との調整に日数を要したため、委託料、工事請負費、用地購入費及び補償費を繰り越しするものでございます。 同じくその下、事業名、橋梁長寿命化事業1億7,299万円の繰越明許費補正をお願いするものでございます。理由といたしましては、五行川に架かる新橋と大和橋、伊讃小学校前の旧国道50号をまたぐ西谷貝歩道橋の3件の補修工事及び補修設計や定期点検など5件、合わせて8件について関係機関との協議に不測の日数を要したため、工事請負費及び委託料を繰り越しするものでございます。 次に、その下、項4都市計画費、事業名、市街地活性化支援事業129万8,000円の繰越明許費補正をお願いするものでございます。理由といたしましては、県西総合公園の都市計画決定の変更について、関係機関との協議に不測の日数を要したため、変更に必要な図書作成業務委託料を繰り越しするものでございます。 続きまして、10、11ページをお開き願います。第5表、地方債補正、1、変更でございます。地方債の借入れ限度額の変更をお願いするものでございます。起債の目的の中段、道路新設改良事業の限度額を1億9,640万円から1億9,250万円に減額をお願いするものでございます。 次に、その下、玉戸一本松線整備事業の限度額を2億2,860万円から2億2,330万円に減額をお願いするものでございます。 次に、その下、橋梁長寿命化事業の限度額を8,100万円から6,070万円に減額をお願いするものでございます。 以上3事業につきましては、いずれも事業費の確定によるものでございます。 続きまして、16、17ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書の2、歳入でございます。款15国庫支出金、項4交付金、目8節1土木費交付金、説明欄21、社会資本整備総合交付金4,120万6,000円の減額補正をお願いするものでございます。これは社会資本整備総合交付金の額の確定によるものでございます。 続きまして、18、19ページをお開き願います。款21諸収入、項6目6節12雑入、説明欄18、新治駐車場・駐輪場指定管理納付金25万円の減額補正をお願いするものでございます。理由といたしましては、令和4年度の指定管理運営に関する年度協定により、指定管理者から固定納付金としての歳入を見込んでおりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響等により駐車場料金収入が減少し、さらに支出では電気料金の高騰により、維持管理経費が不足する事態となったため、市への納付金を免除するものでございます。 続きまして、20、21ページをお開き願います。款22、項1市債、目8土木債、節2道路橋梁債2,950万円の減額補正をお願いするものでございます。内訳といたしまして、説明欄11、道路新設改良事業債390万円、説明欄13、玉戸一本松線整備事業債530万円、説明欄14、橋梁長寿命化事業債2,030万円、それぞれ減額補正をお願いするものでございます。いずれも起債対象事業費の確定によるものでございます。 続きまして、28、29ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書の3、歳出でございます。款8土木費、項2道路橋梁費、目3道路新設改良費、節14工事請負費、説明欄、道路新設改良事業903万2,000円、同じくその下、説明欄、玉戸・一本松線整備事業1,235万円をそれぞれ減額補正お願いするものでございます。いずれも社会資本整備総合交付金の事業費の確定によるものでございます。 次に、目4橋梁維持費、節14工事請負費、説明欄、橋梁長寿命化事業5,000万円の減額補正をお願いするものでございます。理由といたしましては、社会資本整備総合交付金の事業費の確定によるものでございます。 次に、項4都市計画費、目1都市計画総務費、節12委託料、説明欄、駐車場維持管理事業委託料110万4,000円の増額補正をお願いするものでございます。理由といたしましては、歳入でご説明申し上げましたとおり、新治駐車場、駐輪場の指定管理において駐車場利用料金収入が減少し、また支出が増加している状況であり、指定管理委託料を追加支出することにより、指定管理者の事業運営を支援するものでございます。 土木部の説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(津田修君) 次に、鈴木教育部長。          〔教育部長 鈴木敦史君登壇〕 ◎教育部長(鈴木敦史君) 議案第8号のうち、教育委員会所管の補正予算についてご説明いたします。 8ページをお開き願います。第3表、繰越明許費補正、1、追加でございます。款10教育費、項1教育総務費、事業名、教育情報化整備事業費、金額4,527万4,000円の繰越しをお願いするものでございます。これは、児童生徒がタブレット端末を活用する際の通信環境を改善するため、今年度学校内の通信性能の診断を実施し、教室内への通信機器の追加設置などを予定しておりましたが、世界的な半導体不足の影響から機器の納期が遅れたこと、また児童生徒が不在である放課後や長期休業期間を利用して作業を行う必要があることから、年度内に完了することが厳しい状況であるため、令和5年度に繰り越すものでございます。 次に、その下でございます。項2小学校費、事業名、小学校感染症流行下教育活動体制整備事業、金額1,080万円、続けてその下でございます。項3中学校費、事業名、中学校感染症流行下教育活動体制整備事業、金額427万5,000円の繰越しをお願いするものでございます。これは、国の令和4年度第2次補正予算に計上されました学校保健特別対策事業費補助金を活用し、新型コロナウイルス感染症対策に必要な備品を購入するものでございます。補助金の交付決定が令和5年3月となる見込みであるため、全額を令和5年度に繰り越すものでございます。詳細は、歳入及び歳出の部でご説明いたします。 次に、その下になります。事業名、中学校施設営繕事業、金額157万3,000円の繰越しをお願いするものでございます。こちらは明野中学校プールの改修工事につきまして、年度内の完了が困難であることから、翌年度に繰り越すものでございます。詳細は、歳出にてご説明いたします。 続きまして、9ページを御覧願います。第4表、債務負担行為補正、1、変更でございます。事項、図書館指定管理委託(令和4年度物価高騰等対策補填分)について限度額の変更をお願いするものでございます。これは物価高騰等の影響により、令和4年度中に不足する見込みである市立図書館の電気料を補填するため、図書館の指定管理委託料を増額し、700万9,000円に消費税額及び地方消費税額を加算した額とするものでございます。 続きまして、16、17ページをお開き願います。2、歳入でございます。款15国庫支出金、項2国庫補助金、目10教育費国庫補助金、節1義務教育費補助金、説明欄12、学校保健特別対策事業費補助金に753万3,000円の増額補正をお願いするものでございます。内容につきましては、先ほど繰越明許費補正でご説明いたしました、小中学校の感染症流行下教育活動体制整備事業に充当する国庫補助金でございます。 次に、その下になります。同じく説明欄14、教育支援体制整備事業費補助金に32万7,000円の増額補正をお願いするものでございます。こちらは、特別な支援を必要とする子供に対し、就学前から学齢期への切れ目のない支援体制を整備する事業の実施に当たって、市が雇用する会計年度任用職員の人件費について国庫補助金の交付決定を受けたことから、増額補正をお願いするものでございます。 続きまして、18、19ページをお開き願います。款18寄附金、項1寄附金、目11ふるさと納税寄附金、節1ふるさと納税寄附金、説明欄3、ふるさと納税(クラウドファンディング)に30万5,000円の増額補正をお願いするものでございます。内容につきましては、小中学校入学祝品支給事業を対象に募集いたしました、ガバメントクラウドファンディングへの寄附金でございます。 続きまして、30、31ページをお開き願います。3、歳出でございます。款10教育費、項1教育総務費、目3教育指導費、説明欄、教育指導経費につきましては、先ほど歳入の部でご説明をさせていただきました、教育支援体制整備事業費補助金32万7,000円を財源として充当するものでございます。 次に、項2小学校費、目1小学校管理費、説明欄、小学校感染症流行下教育活動体制整備事業に備品購入費1,080万円の増額補正をお願いするものでございます。これは、繰越明許費及び歳入の部でご説明をいたしました国の補助金を活用し、小学校における新型コロナウイルス感染症対策として、空気清浄機などの換気対策の備品を購入するものでございます。なお、全額を繰り越し、令和5年度に執行いたします。 次に、目2小学校教育振興費、説明欄、小学校入学祝品支給事業につきましては、歳入の部でご説明をいたしましたガバメントクラウドファンディングにより頂戴いたしました寄附金30万5,000円のうち、20万3,000円を財源として充当するものでございます。 次に、項3中学校費、目1中学校管理費、説明欄、中学校感染症流行下教育活動体制整備事業に427万5,000円の増額補正をお願いするものでございます。これはさきにご説明いたしました、小学校感染症流行下教育活動体制整備事業と同様に、中学校における新型コロナウイルス感染症対策といたしまして、空気清浄機などの換気対策の備品を購入するものでございます。こちらにつきましても全額を繰り越し、令和5年度に執行いたします。 次に、目2中学校教育振興費、説明欄、中学校入学祝品支給事業でございます。ページを返していただきまして、32、33ページをお開き願います。一番上の欄になります。ガバメントクラウドファンディングにより頂戴いたしました寄附金30万5,000円のうち、10万2,000円を財源として充当するものでございます。 次に、目3中学校営繕費、説明欄、中学校施設営繕事業に157万3,000円の増額補正をお願いするものでございます。こちらにつきましては、明野中学校のプールにおきまして、可動床の駆動チェーンが破損し、プールの床が可動できなくなったことから、チェーンの復旧に係る施設改修工事費について増額をお願いするものでございます。 次に、項6社会教育費、目5図書館費、説明欄、図書館管理運営事業に委託料222万9,000円の増額補正をお願いするものでございます。債務負担行為補正でご説明いたしましたとおり、物価高騰等の影響により不足が見込まれる市立図書館の電気料を補填するため、指定管理料の増額をお願いするものでございます。 次に、項7保健体育費、目2体育施設費、説明欄、体育施設管理運営事業に401万6,000円の増額をお願いするものでございます。こちらは市立図書館と同様に、不足が見込まれる体育施設の電気料を補填するため、指定管理料の増額をお願いするものでございます。 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(津田修君) 次に、議案第9号から議案第11号について、平間保健福祉部長。          〔保健福祉部長 平間雅人君登壇〕 ◎保健福祉部長(平間雅人君) 議案第9号「令和4年度筑西市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)」についてご説明申し上げます。 議案書1ページを御覧いただきたいと存じます。(歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和5年2月22日提出でございます。 この補正予算は、先ほど議案第8号でご説明いたしました一般会計から国民健康保険特別会計への法定繰り出しに伴い、歳入予算内訳を調整するものでございます。 6、7ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書の2、歳入でございます。款1項1国民健康保険税、目1一般被保険者国民健康保険税、節1現年課税分、説明欄1、医療給付費分現年課税分794万8,000円の減額をお願いするものでございます。 次に、款7繰入金、項1目1一般会計繰入金、節7、説明欄1、保険基盤安定繰入金(未就学児軽減分)794万8,000円の増額をお願いするものでございます。これらは、未就学児における国民健康保険税均等割額の軽減相当分を国民健康保険税から減額し、同額を保険基盤安定繰入金として一般会計から法定繰入れを行うものでございます。 議案第9号の説明は以上でございます。 続きまして、議案第10号「令和4年度筑西市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」についてご説明申し上げます。 議案書1ページを御覧いただきたいと存じます。(歳入歳出予算の補正)第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,616万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ25億8,503万円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和5年2月22日提出でございます。 この補正予算は、後期高齢者医療保険の被保険者数の増加に伴い、保険料の収入額も増加することによる補正予算でございます。 10、11ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書の2、歳入でございます。款1項1後期高齢者医療保険料、目1特別徴収保険料、節1、説明欄1、現年度分2,169万8,000円、次にその下、目2普通徴収保険料、節1、説明欄1、現年度分1,446万5,000円、合わせまして3,616万3,000円の増額をお願いするものでございます。これらは、現在の調定額から新規加入者見込み分を含めまして、増額調整したものでございます。 続きまして、12、13ページをお開き願います。3、歳出でございます。款2項1目1後期高齢者医療広域連合納付金、節18負担金補助及び交付金、説明欄、後期高齢者医療保険料納付金3,616万3,000円の増額をお願いするものでございます。これは新規加入見込み分に係る増額補正で、後期高齢者医療広域連合に納付金として支出するものでございます。 議案第10号の説明は以上でございます。 続きまして、議案第11号「令和4年度筑西市介護保険特別会計補正予算(第4号)」についてご説明申し上げます。 議案書1ページを御覧いただきたいと存じます。(歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,041万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ95億2,324万8,000円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和5年2月22日提出でございます。 この補正予算は、国からの交付決定に伴い、地域支援事業等の保険料負担分に充当することで発生しました保険料の余剰金を積み立てるための補正予算でございます。 10、11ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書の2、歳入でございます。款4国庫支出金、項2国庫補助金、目14節1、説明欄1、保険者機能強化推進交付金1,510万2,000円の増額をお願いするものでございます。 その下、目16節1、説明欄1、介護保険保険者努力支援交付金1,531万3,000円の増額をお願いするものでございます。これらは、国からの交付金の交付決定によるものでございます。 続きまして、12、13ページをお開き願います。3、歳出でございます。款4地域支援事業費、項3目1介護予防・生活支援サービス事業費、説明欄、介護予防・生活支援サービス事業でございます。補正額の財源内訳の欄、現年度分普通徴収保険料に代わり介護保険保険者努力支援交付金1,531万3,000円の財源の充当をお願いするものでございます。 次に、その下、目2介護予防ケアマネジメント事業費、説明欄、介護予防ケアマネジメント事業でございます。これは、現年度普通徴収保険料に代わり保険者機能強化推進交付金381万3,000円の財源の充当をお願いするものでございます。 次に、その下、項4目1一般介護予防事業費、説明欄、介護予防普及啓発事業でございます。こちらも現年度普通徴収保険料に代わり保険者機能強化推進交付金571万9,000円の財源の充当をお願いするものでございます。 次に、款5項1目1基金積立金、節24積立金、説明欄、介護給付費準備基金積立事業2,484万5,000円の増額をお願いするものでございます。これは、地域支援事業費の財源に保険者機能強化推進交付金953万2,000円と介護保険保険者努力支援交付金1,531万3,000円の財源充当による介護保険料の余剰金を基金へ積み立てるものでございます。 次に、款6諸支出金、項3繰出金、目1一般会計繰出金、説明欄、一般会計繰出金557万円の増額をお願いするものでございます。これは、高齢者等買い物支援事業費の財源に保険者機能強化推進交付金557万円を充てるため、介護保険特別会計から一般会計に繰り出すものでございます。 議案第11号の説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(津田修君) ここで休憩といたします。                                休  憩 午後 2時                                                                              再  開 午後 2時15分 ○議長(津田修君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。次に、議案第12号及び議案第13号について、渡辺総務部長。          〔総務部長 渡辺貴子君登壇〕 ◎総務部長(渡辺貴子君) 議案第12号「筑西市附属機関に関する条例の一部改正について」ご説明いたします。 今回の条例改正につきましては、市の附属機関の名称及び担任事項を規定しております別表におきまして、男女共同参画推進協議会を加えるほか、青少年センター運営協議会を削るものでございます。 初めに、男女共同参画推進協議会の追加についてでございます。この改正につきましては、男女協働の推進及び普及啓発を広く効果的に行うために設置されておりました男女共同参画推進委員会につきまして、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律第27条の規定による協議会としての機能を追加し、改めて男女共同参画推進協議会として位置づけるため、項目を加えるものでございます。 次に、青少年センター運営協議会の削除についてでございます。青少年センターの運営につきましては、青少年センター運営協議会のほか、別に設置しております青少年問題協議会においても同様に協議をしているところであり、青少年の指導、育成及び非行防止等に関する事業のより一体的な推進を図るため、青少年センター運営協議会を廃止し、青少年問題協議会に一元化することとしたものでございます。 最後に附則でございますが、この条例改正の施行期日について令和5年4月1日とし、併せて筑西市特別職の職にある者で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例において、男女共同参画推進委員会の名称を男女共同参画推進協議会に変更し、青少年センター運営協議会の報酬の規定を削るものでございます。 続きまして、議案第13号「筑西市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について」ご説明いたします。 本条例につきましては、個人情報の保護に関する法律が改正されたことにより、地方公共団体に係る個人情報保護制度の運用が令和5年4月1日以降、現行の条例から法律に基づいて運用されることから、当該法律に対応するために制定するものでございます。 それでは、条例の内容についてご説明いたします。1ページを御覧ください。第1条は、趣旨としまして、個人情報の保護に関する法律の規定に基づき、必要な事項を定める旨を規定しております。 第2条は、定義としまして、条例内における実施機関の定義及び用語について規定しております。 第3条から第6条については、法律から条例に委任された事項について規定するものでございます。まず、第3条は、開示請求の手続を行うための開示請求の記載事項について、法律が掲げる事項以外にも規定で定める事項を記載することができる旨を規定しております。 続きまして、2ページを御覧ください。第4条は、開示請求に係る手数料等としまして、従来から引き続き手数料を無料とし、写しの交付及び送付に要する費用のみ開示請求者に負担していただく旨を規定しております。 第5条及び第6条は、訂正請求及び利用停止請求の手続を行うための請求書の記載事項について、法律が掲げる事項以外にも規定で定める事項を記載することができる旨を規定しております。 第7条は、この条例の施行に関し、必要な事項について実施機関が定める旨を規定しております。 最後に、附則でございます。第1条は、本条例の施行期日について、改正法の施行に合わせ、令和5年4月1日と規定しております。 第2条は、本条例の制定に伴い、現行の筑西市個人情報保護条例を廃止するものでございます。 第3条は、現行の筑西市個人情報保護条例の廃止に伴う現行の運用に関する規定の経過措置を規定しております。 第4条及び第5条は、本条例の制定及び現行の筑西市個人情報保護条例の廃止の影響を受ける筑西市情報公開条例の改正及び改正に伴う経過措置について規定しております。 第6条は、附則第4条と同じく、影響を受ける筑西市行政不服審査会条例の改正について規定しております。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(津田修君) 次に、議案第14号について、山口財務部長。          〔財務部長 山口信幸君登壇〕 ◎財務部長(山口信幸君) 議案第14号「筑西市税条例等の一部改正について」ご説明をいたします。 この件に関しましては、所管部は複数にまたがりますが、関連がございますので、私のほうから一括して説明をさせていただきます。今回の改正につきましては、2月7日の議会全員協議会におきまして説明させていただいておりますが、筑西市税条例の中の督促手数料、1通100円の規定を削除させていただくものでございます。督促手数料につきましては、督促通知を発送するための事務費として1通当たり100円を徴収しておりますが、納付方法の多様化や金融機関の働き方改革による窓口体制の縮小化、さらには国の制度改正、このことで金融機関窓口において市税等の督促状発送に係る督促手数料の納付書への追記ができなくなることを受けて廃止するもので、市税と併せまして関連する使用料等の督促手数料についても廃止をさせていただくものでございます。 今回の改正において対象となりますのは、市県民税、固定資産税、都市計画税、軽自動車税種別割、国民健康保険税、介護保険料、後期高齢者医療保険料、道路占用料、下館結城都市計画事業八丁台土地区画整理事業清算金、公共下水道使用料、公共下水道事業受益者負担金、農業集落排水事業分担金、農業集落排水処理施設使用料の12の市税等になります。 このことによりまして、改正条文の第1条、筑西市税条例の一部改正から第10条、筑西市農業集落排水施設使用料条例の一部改正までの10条例について、督促手数料の文言を削除するとともに、関係条文を整理するものでございます。 また、附則といたしまして、施行期日を令和5年4月1日とし、経過措置といたしまして、条例の施行前に納期限が到来した分の督促状に係る督促手数料は、従前の例によることとしているところでございます。 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(津田修君) 次に、議案第15号から議案第17号について、平間保健福祉部長。          〔保健福祉部長 平間雅人君登壇〕 ◎保健福祉部長(平間雅人君) 議案第15号「筑西市避難行動支援者名簿情報の提供等に関する条例の一部改正について」ご説明申し上げます。 今回の改正は、災害対策基本法が一部改正され、本条例に準用しています用語が改められたこと、また本条例に規定しております名簿情報の適正管理に関する表現について、筑西市避難行動要支援者避難支援計画と表現の違いがあることから、整合性を図ることなど、条例の一部改正を行うものでございます。 条文ごとにご説明申し上げます。第1条につきましては、文中の「個別計画」を「個別避難計画」に改めるものでございます。 第3条につきましては、見出し並びに文中の「個別計画」を「個別避難計画」に改めるものでございます。 第6条3号につきましては、筑西市避難行動要支援者避難支援計画と整合性を図るため、避難行動要支援者の名簿情報の提供を受けたものの、遵守事項の表現を一部修正するとともに、新たに守秘義務に関する記載を追加したものでございます。 1枚おめくりいただきまして、2ページを御覧願います。第7条につきましては、見出し並びに文中の「個別計画」を「個別避難計画」に改めるものでございます。 最後に、附則でございます。この条例の施行期日は、公布の日からとするものでございます。 議案第15号の説明は以上でございます。 続きまして、議案第16号「筑西市高齢者在宅生活支援事業実施条例の廃止について」ご説明申し上げます。 筑西市高齢者在宅生活支援事業実施条例は廃止する。 この条例は、介護認定非該当となった要介護高齢者及びその家族等に対しまして、生活支援サービスまたは家族介護支援サービスを提供することにより、対象者の自立と生活の質の確保を図ることを目的として実施してまいりました。しかしながら、介護保険制度の介護予防・日常生活支援総合事業により、介護認定非該当の高齢者に対し、生活支援等のサービスが提供されるようになり、この条例に基づく利用がなくなったことから、本条例を廃止するものでございます。 最後に、附則でございます。この条例は、令和5年4月1日から施行するものでございます。 議案第16号の説明は以上でございます。 続きまして、議案第17号「筑西市国民健康保険条例の一部改正について」ご説明申し上げます。 初めに、改正理由でございます。出産育児一時金につきましては、昨年12月15日に厚生労働省所管の社会保障審議会医療保険部会におきまして、令和5年4月から全国一律で50万円に引き上げるべきとされました。これに基づき、出産育児一時金の支給について健康保険法第101条の政令で定める金額として、健康保険法施行令第36条に規定する40万8,000円を48万8,000円とする一部改正が行われます。産科医療補償制度の加算対象となります出産育児一時金の支給額は、この金額に従来から規定された掛金1万2,000円を加算することで50万円となります。令和5年4月1日から施行されることになっており、本条例を改正して対応するものでございます。 改正内容でございますが、出産育児一時金の支給について、今回の健康保険法施行令の改正に合わせ、「40万8,000円」を「48万8,000円」に改めるものとしております。 附則といたしまして、この条例は令和5年4月1日から施行し、その規定は施行日以後の出産に係る出産育児金について適用し、同日前の出産に係る出産育児一時金については、なお従前の例によることと定めております。 議案第17号の説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(津田修君) 次に、議案第18号から議案第21号について、松岡こども部長。          〔こども部長 松岡道法君登壇〕 ◎こども部長(松岡道法君) 議案第18号「筑西市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について」ご説明申し上げます。 改正の内容といたしましては、民法及び児童福祉法における懲戒権に関する規定が削除されたことに伴い、国が示します運営基準が改正されたことを受けまして、本条例第26条に規定されております懲戒に係る権限の濫用禁止を削除するものでございます。 議案第18号の説明は以上でございます。 続きまして、議案第19号「筑西市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」ご説明申し上げます。 本条例は、家庭的保育事業等について、その運営に関する基準を定めるものでございます。改正の内容といたしましては、送迎バスに置き去りになったお子さんがお亡くなりになるという事案を受け、国が定める規定にバスの送迎に当たっての安全管理の徹底及び安全計画に係る規定を加える改正が示されたことを受け、所定の改正を行うものでございます。 具体的に第7条の2としまして、児童の施設外活動をする際には安全計画の策定を義務づけ、研修及び訓練を定期的に実施する規定を加え、ページをめくっていただきまして、第7条の3になります。移動等のために自動車を運行するときは、点呼等による児童の所在確認を行うことを義務づける規定を新設するものでございます。加えて、児童の送迎を目的とした自動車を運行するときは、ブザー、その他の車内の児童の所在の見落としを防止する装置の仕様を義務づける規定を設けるものでございます。 第14条第2項には、感染症対策等衛生管理において必要な措置を職員に対し、感染症及び食中毒の予防及びまん延の防止のための研修並びに感染症の予防及びまん延の防止のための訓練を定期的に実施する旨改正するものでございます。 議案第19号の説明は以上でございます。 続きまして、議案第20号「筑西市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」ご説明申し上げます。 本条例は、放課後児童健全育成事業について運営に関する基準を定めるものでございますが、議案第19号と同様、国が定める規定にバスの送迎に当たっての安全管理の徹底及び安全計画に係る規定を加える改正が示されたことを受け、所要の改正を行うものでございます。 改正の内容といたしまして、第6条に児童の施設外活動する際には安全計画の策定を、また研修及び訓練を定期的に実施し、移動のための自動車を運行する際には、点呼等による児童の所在確認を行うことを義務づける規定を新設するものでございます。 ページを返していただきまして、第12条及び第13条には、感染症対策等の衛生管理において必要な措置を職員に対し、感染症及び食中毒の予防及びまん延の防止のための研修、訓練を定期的に実施するものと改正するものでございます。 議案第20号の説明は以上でございます。 続きまして、議案第21号「筑西市立認定こども園条例の一部改正について」ご説明いたします。現在の認定こども園せきじょうの位置は、旧関城保育所園舎でございますが、改築工事に伴い、新園舎の建設場所に当たる地番が黒子216番地7となることから、変更をしようとするものでございます。 附則でございますが、この条例の施行期日を規則に委任するものでございます。 議案第21号の説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(津田修君) 次に、議案第22号について、阿部土木部長。          〔土木部長 阿部拓巳君登壇〕 ◎土木部長(阿部拓巳君) 議案第22号「筑西市営住宅条例の一部改正について」ご説明申し上げます。 改正理由は、老朽化した市営住宅の用途廃止でございます。今回用途廃止を予定しています市営住宅は、玉戸山ヶ島市営住宅でございます。当住宅は、建設から約50年が経過し、耐用年数を経過した老朽住宅であることから、用途廃止を行うに当たり、所要の改正を行うものでございます。 改正の内容は、別表第1項の表の玉戸山ヶ島市営住宅の項を削るものでございます。 附則といたしまして、この条例は令和5年4月1日から施行するものでございます。 議案第22号の説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(津田修君) 次に、議案第23号及び議案第24号について、鈴木教育部長。          〔教育部長 鈴木敦史君登壇〕 ◎教育部長(鈴木敦史君) 議案第23号「筑西市立公民館条例の一部改正について」ご説明いたします。 昭和51年に整備された関城地区にあります河内公民館及び昭和47年に整備された同じく関城地区の黒子公民館につきましては、築40年以上が経過いたしまして老朽化が進んでおりましたが、平成30年に実施いたしました耐震診断の結果、大規模地震が発生した際には、建物が倒壊する危険性が高いということが判明しております。そのため、両施設ともに令和元年7月1日から利用を中止しておりましたが、代替施設での対応が順調に進んでいること、また関城地区における今後の公共施設の在り方協議会におきまして、用途を廃止することで合意がなされましたことから、両公民館を廃止するため、筑西市公民館条例における設置及び使用料に関する規定を削除するための改正をお願いするものでございます。 改正の内容につきましては、まず第8条第1項中「別表第15」を「別表第13」に改めるものでございます。こちらは、市内各公民館の使用料につきまして、現在の条例では別表第2から別表第15までにおいて施設ごとに規定をしておりますが、このたびの改正により、河内公民館及び黒子公民館の使用料を規定している別表第12及び別表第13、2つの表を削除することから、それ以降の表番号が繰り上がり、最終的に最後の表が別表第13となるものでございます。 次に、別表第1では公民館の一覧を列記しておりますが、この表から河内公民館及び黒子公民館の項を削除するものでございます。 次に、別表第12で規定しております河内公民館の使用料及び別表第13で規定しております黒子公民館の使用料に関する規定を削ることから、別表第14及び別表第15の番号を繰り上げ、それぞれ別表第12、別表第13とするものでございます。 附則といたしまして、条例の施行期日を令和5年4月1日とするものでございます。 議案第23号の説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 続きまして、議案第24号「筑西市立体育館条例の一部改正について」ご説明をいたします。 こちらも関城地区にあります関城体育センターにつきまして、こちらは昭和52年に建築され、築40年以上が経過し、老朽化が大変進んでおりましたが、同じく平成30年度に実施いたしました耐震診断の結果、大規模な地震が発生した際には、建物が倒壊する危険性が高いことが判明してございます。この結果に基づきまして、令和元年10月1日から利用を停止しておりましたが、代替施設での対応が順調に進んでいること、また関城地区における今後の公共施設の在り方協議会におきまして、用途を廃止することで合意がなされたことから、当該施設の用途を廃止するため、筑西市体育館条例における設置及び使用料に関する規定を削除するための改正をお願いするものでございます。 改正の内容につきましては、第2条の表では、本市が設置している体育館を列記しておりますが、この表から関城体育センターを削るものでございます。 次に、第12条第2項中「別表第6」を「別表第5」に改めるものでございます。 各体育館の利用料金につきましては、現在、別表第1から別表第6までにおいて各施設ごとに規定をしております。このたびの改正により、関城体育センターの利用料金を規定している別表第4を削ることから、それ以降の表番号が1つずつ繰り上げるということでございます。 附則といたしまして、条例の施行期日を令和5年4月1日とするものでございます。 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(津田修君) 以上で議案第7号から議案第24号までの説明を終わります。 次に、日程第5 議案第25号「令和5年度筑西市一般会計予算」から議案第33号「令和5年度筑西市農業集落排水事業会計予算」まで、以上9案を一括上程いたします。この9案につきましては、新年度予算であり、さきの予算内示会で説明、また予算特別委員会での審査も予定されておりますので、概要のみの説明をお願いいたします。 山口財務部長、お願いします。          〔財務部長 山口信幸君登壇〕 ◎財務部長(山口信幸君) 令和5年度筑西市の予算、議案第25号から議案第33号の9議案についてご説明を申し上げます。 この間に関しましては、所管部は複数にまたがりますが、関連がありますので、私から一括して説明をさせていただきます。 予算の詳細につきましては、先日の予算の内示会におきまして、各部局長より説明をさせていただいているところでございますので、本日は提案文のみ説明をさせていただきます。 まず、予算書の1ページをお開き願います。それでは進めます。予算書の1ページでございます。議案第25号「令和5年度筑西市一般会計予算」でございます。 第1条は、歳入歳出予算の総額を448億円と定めるものでございます。 第2条は継続費、第3条は債務負担行為、第4条は地方債について定めるものでございます。 第5条は、一時借入金について、借入れの最高額を40億円と定めるものでございます。 第6条は、歳出予算の流用で、予算の流用をすることができる場合について定めるものでございます。 令和5年2月22日提出でございます。 次に、209ページをお開き願います。議案第26号「令和5年度筑西市国民健康保険特別会計予算」でございます。 第1条は、歳入歳出予算の総額を112億6,599万5,000円と定めるものでございます。 第2条は、歳出予算の流用で、予算の流用することができる場合について定めるものでございます。 令和5年2月22日提出でございます。 次に、241ページをお開き願います。議案第27号「令和5年度筑西市後期高齢者医療特別会計予算」でございます。 第1条は、歳入歳出予算の総額を26億9,508万5,000円と定めるものでございます。 令和5年2月22日提出でございます。 次に、261ページをお開き願います。議案第28号「令和5年度筑西市介護保険特別会計予算」でございます。 第1条は、歳入歳出予算の総額を93億7,269万5,000円と定めるものでございます。 第2条は、歳出予算の流用で、予算を流用することができる場合について定めるものでございます。 令和5年2月22日提出でございます。 次に、295ページをお開き願います。議案第29号「令和5年度筑西市介護サービス事業特別会計予算」でございます。 第1条は、歳入歳出予算の総額を220万円と定めるものでございます。 令和5年2月22日提出でございます。 次に、303ページをお開き願います。議案第30号「令和5年度筑西市病院事業債管理特別会計予算」でございます。 第1条は、歳入歳出予算の総額を4億9,985万5,000円と定めるものでございます。 第2条は、地方債について定めるものでございます。 令和5年2月22日提出でございます。 次に、313ページをお開き願います。議案第31号「令和5年度筑西市水道事業会計予算」でございます。 第2条は、業務の予定量を定めるもので、給水戸数を3万6,100戸、年間給水量を812万5,000立方メートル、1日平均給水量を2万2,199立方メートルに、そして主な建設改良事業として、明野浄水場設備更新工事9,425万9,000円、石綿セメント管更新工事4億2,000万円、緊急時連絡管布設工事2,600万円と定めるものでございます。 第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めるもので、水道事業収益を23億9,351万4,000円に、水道事業費用を23億4,014万6,000円とするものでございます。 314ページをお開き願います。第4条、資本的収入及び支出の予定額を定めるもので、資本的収入を6億7,810万2,000円、資本的支出を14億9,671万5,000円とするものでございます。 第5条は、債務負担行為について定めるものでございます。 315ページを御覧ください。第6条は、企業債について定めるものでございます。 第7条は、一時借入金の限度額を2億円と定めるものでございます。 第8条は、予定支出の各項の経費の金額の流用について、そして第9条は、議会の議決を経なければ流用することができない経費について定めるものでございます。 第10条は、水道事業のために一般会計から受ける補助金の金額を670万円と定めるものでございます。 第11条は、たな卸資産の購入限度額を3,116万円と定めるものでございます。 令和5年2月22日提出でございます。 続きまして、353ページをお開き願います。議案第32号「令和5年度筑西市下水道事業会計予算」でございます。 第2条は、業務の予定量を定めるもので、接続戸数を1万3,596戸、年間総配水量を313万4,000立方メートル、1日平均排水量を8,563立方メートルに、そして主な建設改良事業として、管渠工事2億40万円、下館水処理センター電気・機械設備改築工事1億4,000万円と定めるものでございます。 第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めるもので、下水道事業収益を18億3,660万9,000円、下水道事業費用を18億2,660万9,000円とするものでございます。 354ページをお開き願います。第4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めるもので、資本的収入を9億1,935万1,000円、資本的支出を15億3,010万8,000円とするものでございます。 第5条は、債務負担行為について定めるものでございます。 355ページを御覧いただきたいと存じます。第6条は、企業債について定めるものでございます。 第7条は、一時借入金の限度額を12億円と定めるものでございます。 第8条は、予定支出の各項の経費の金額の流用について、そして第9条は、議会の議決を経なければ流用することができない経費について定めるものでございます。 第10条は、下水道事業のため、一般会計から受ける補助金の金額を10億3,561万9,000円と定めるものでございます。 令和5年2月22日提出でございます。 続きまして、397ページをお開き願います。議案第33号「令和5年度筑西市農業集落排水事業会計予算」でございます。 第2条は、業務の予定量を定めるもので、接続戸数を5,107戸、年間総排水量を176万5,000立方メートル、1日平均配水量を4,822立方メートルに、そして主な建設改良事業として、中継ポンプ施設ポンプ等交換工事1,096万7,000円、処理施設ポンプ・ブロワ等交換工事4,565万円とするものでございます。 第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めるもので、農業集落排水事業収益及び農業集落排水事業費用、それをそれぞれ10億580万3,000円とするものでございます。 398ページをお開き願います。第4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めるもので、資本的収入を1億7,246万1,000円、資本的支出を3億2,903万3,000円とするものでございます。 第5条は、一時借入金の限度額を3億円と定めるものでございます。 第6条は、予定支出の各項の経費の金額の流用について、399ページを御覧いただきたいと存じます。第7条は、議会の議決を経なければ流用することができない経費について定めるものでございます。 第8条は、農業集落排水事業のための一般会計からの受ける補助金の金額を4億5,807万6,000円と定めるものでございます。 令和5年2月22日提出でございます。 以上が、令和5年度の筑西市予算9議案でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(津田修君) 以上で、議案第25号から議案第33号までの説明を終わります。 次に、日程第6 請願第1号「「最低賃金の大幅引き上げと中小企業支援策の拡充を求める意見書」採択の請願」を上程いたします。 本件は、請願文書記載のとおり、関係常任委員会に付託いたします。この際お諮りいたします。今後の日程は、お手元に配付した会期日程表のとおりでご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(津田修君) ご異議なしと認め、さよう決定いたします。 議案質疑に対する通告でございますが、通告用紙をお手元にお配りしてあります。通告時に事務局で聞き取りを行います。明後日2月24日午後3時まで、時間厳守の上、通告されますようお願いいたします。 本日の会議は、これにて散会いたします。 お疲れさまでございました。                                散  会 午後 2時58分...